餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《回顧》高松宮記念

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アドマイヤマックス快勝。武豊はやっぱり巧いなぁ。
圧倒的人気のプレシャスカフェは、恐れていた蛯名スペシャル*1が…

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F
8 18 アドマイヤマックス 牡6 武豊   57 1.08.4 7-7 34.6 4
7 15 $ キーンランドスワン 牡6 四位洋文 57 1.08.8 21/2 9-9 34.7 6
6 12 プレシャスカフェ  牡6 蛯名正義 57 1.08.8 クビ 7-7 34.9 1
7 13 カルストンライトオ 牡7 大西直宏 57 1.08.9 1/2 1-1 35.6 3
5 10 $ ナイキアヘッド   牡6 村田一誠 57 1.09.0 クビ 11-12 34.8 15
7 14 ゴールデンキャスト 牡5 小牧太  57 1.09.0 ハナ 6-4 35.3 10
3 6 タマモホットプレイ 牡4 本田優  57 1.09.0 クビ 11-9 34.8 8
3 5 ゴールデンロドリゴ 牡8 赤木高太 57 1.09.1 1/2 16-16 34.3 9
5 9 クリノワールド   牡4 上村洋行 57 1.09.2 1/2 3-4 35.6 11
10 2 4 ウインクリューガー 牡5 吉田稔  57 1.09.2 ハナ 16-18 34.4 5
11 1 2 ギャラントアロー  牡5 幸英明  57 1.09.3 1/2 3-2 35.7 7
12 8 17 ブイヤマト     牡6 小池隆生 57 1.09.4 1/2 14-12 35.0 18
13 8 16 キョウワハピネス  牝4 安田康彦 55 1.09.4 クビ 16-15 34.6 16
14 4 8 $ シルヴァーゼット  牡4 池添謙一 57 1.09.5 1/2 11-12 35.2 13
15 6 11 コスモラブシック  牡6 佐藤哲三 57 1.09.5 クビ 2-1 36.0 17
16 4 7 メイショウボーラー 牡4 福永祐一 57 1.09.5 ハナ 3-4 35.9 2
17 1 1 スリージェム    牡4 武幸四郎 57 1.09.5 ハナ 9-9 35.4 12
18 2 3 ワンダーシアトル  牡6 石橋守  57 1.09.7 11/4 14-16 35.2 14
LAP 11.8-10.3-11.2-11.4-11.6-12.1
通過 33.3-44.7-56.3-68.4  上り 68.4-56.6-46.3-35.1  平均 1F:11.40 / 3F:34.20
単勝18 \1180
複勝 18 \240 / 15 \420 / 12 \130
枠連7-8 \2120 (9)
馬連15-18 \6880 (21)
ワイド15-18 \1620 (19) / 12-18 \410 (3) / 12-15 \700 (7)
馬単18-15 \14570 (36)
3連複12-15-18 \4010 (12/816)
3連単18-15-12 \47120 (132/4896)
武豊アドマイヤマックスは、ごちゃつく先行争いを尻目に、悠然と大外を 回って豪快に差しきった。 1200メートルの電撃戦で、2馬身1/2は、完勝といっていい。 アグネスデジタル、デュランダル、ビリーヴといった超G1馬と好戦 してきた実績は、ダテではなかったとういことか。 G1は、前哨戦とは違って、単に馬の能力、スピードだけでは勝てない。 騎手による、レースの展開を読む構想力や、一瞬の判断力が運命を分ける。 その点において、武豊は図抜けている。 今日のレースでも、一見不利と思われた大外枠であったにも関わらず、それを ものともせず、「内に入るつもりは全くなかった。外の方が馬場も良かった」と 言って、見事に生かし切る騎乗には敬服するしかない。 反対にプレシャスカフェは、スタートで勝負が終わった気がした。 僕は予想の段階で、 「ESP」さえ炸裂しなければ、問題ないと信じる。 と書いたが、まさかそれがここで炸裂しようとは… 出遅れたものの、すぐにおいついて中団につけたから、一見リカバリー できたように見えるが、最初に脚を使ってしまったために、最後は 伸びきれなかったと僕は思っている。 出遅れなかったとしても、今日のアドマイヤマックスには勝てなかった かもしれないが、少なくともキーンランドスワンに交わされるとは考え にくいからだ。 それでも3着に残っているのだから、もちろん力はあるが、G1を勝つには、 まだ、騎手の力量や展開の手助けなど、あと1歩が足りないということだろう。 もう1頭の人気馬、メイショウボーラーは、全くいいところなく大惨敗。 これまでは、芝でも好勝負していただけに、ここまで見せ場なく負けると いうのは意外だ。 故障でないことを何より祈るが、もしも故障でないとすると、いったい 敗因は何なのだろう。 僕なりに勝手に考えてみた。 これは勝手な推測だが、メイショウボーラーは、いつかどこかで芝が ダートに変わると思って走っていたのではないか。 これまでのダート戦でも、スタート直後は芝であったから、「芝からダートに 変わっていく」と考えて、好きなダートを待ち侘びていたのでは、と。 ガーネットS後、「芝からダート部分に入ってから、どうなるか心配したが、 むしろ加速した」というような福永のコメントを思い出す。 メイショウボーラーは、当然、このレースが「全て芝」であることを知らない。 だから、「芝は嫌だな〜。でも、ダートに変わったら本気を出そう」と思って いたらレースが終わってしまった、などということは考えられないだろうか。

*1:ゲートで大きく出遅れること。略称ESP


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