いやはや、恐れ入った。
新ダート王誕生といってもいいのではないか。
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
◎ | 1 | 4 | 8 | メイショウボーラー | 牡4 | 福永祐一 | 56 | 1.23.0 | 1-1 | 35.7 | 1 | |
2 | 2 | 3 | ハードクリスタル | 牡5 | 横山典弘 | 56 | 1.24.1 | 7 | 4-4 | 36.4 | 9 | |
△ | 3 | 7 | 14 | エコルプレイス | 牡5 | 松永幹夫 | 57 | 1.24.2 | 1/2 | 4-4 | 36.6 | 5 |
4 | 3 | 5 | ストロングブラッド | 牡6 | 北村宏司 | 57 | 1.24.3 | 1/2 | 10-8 | 36.3 | 14 | |
△ | 5 | 1 | 1 | サミーミラクル | 牡5 | 武幸四郎 | 56 | 1.24.3 | 頭 | 10-8 | 36.3 | 3 |
△ | 5 | 4 | 7 | カフェオリンポス | 牡4 | 柴田善臣 | 58 | 1.24.3 | 同着 | 4-4 | 36.6 | 4 |
7 | 6 | 12 | トップオブワールド | 牡4 | 四位洋文 | 56 | 1.24.5 | 11/2 | 8-8 | 36.5 | 8 | |
○ | 8 | 5 | 10 | サイレンスボーイ | 牡6 | 田中勝春 | 56 | 1.24.6 | クビ | 3-2 | 37.2 | 7 |
9 | 7 | 13 | エンゲルグレーセ | 牡8 | ペリエ | 57 | 1.24.8 | 11/2 | 7-7 | 37.0 | 11 | |
▲ | 10 | 6 | 11 | アグネスウイング | 牡5 | 中舘英二 | 57 | 1.25.0 | 3/4 | 2-2 | 37.6 | 6 |
11 | 3 | 6 | ナイストップボーイ | 牡4 | 梶晃啓 | 55 | 1.25.1 | 1/2 | 10-11 | 36.8 | 15 | |
△ | 12 | 1 | 2 | シャドウスケイプ | 牡6 | 江田照男 | 57 | 1.25.1 | クビ | 13-14 | 36.6 | 12 |
13 | 8 | 16 | タイギャラント | 牡8 | 後藤浩輝 | 56 | 1.25.2 | クビ | 13-11 | 37.0 | 13 | |
14 | 2 | 4 | アドマイヤマックス | 牡6 | 武豊 | 57 | 1.25.4 | 11/2 | 13-14 | 36.9 | 2 | |
15 | 5 | 9 | ワイルドソルジャー | 牡4 | 岡部幸雄 | 57 | 1.25.8 | 21/2 | 8-13 | 37.4 | 10 | |
16 | 8 | 15 | サンエムキング | 牡13 | 矢野貴之 | 56 | 1.27.4 | 10 | 16-16 | 38.6 | 16 |
レース展開は、まさに、メイショウボーラーの一人舞台であった。
コーナー順を見ていただければおわかりの通り、楽にハナを奪ったあとは、
ただ7ハロンを回りきってきただけ、というぐらいの大楽勝、大圧勝である。
上がり3ハロンは35秒7。
この数字自体が抜群というわけではないが、直線は既に一人旅であったから、
追えばまだまだ伸びた筈だ。
それに、出走16頭の中で、上がりが36秒を切った馬はメイショウボーラーだけ
なのである。
先頭を走っている馬に最速の上がりを使われては、他の馬は手も足も出ない。
3コーナーまでは、僕の対抗サイレンスボーイ、単穴アグネスウイングが
メイショウボーラーの後ろに付いていっていたので一瞬夢を見たのだけれど、
あの馬を追いかけたことが裏目に出て、自滅してしまった。
最後は、今年冴えまくっている横山典が見事に差してきて2着を確保。
これが人気薄であったため、ダントツ人気のメイショウボーラー1着でも
3連単は、38,110円もついた。
僕は普段から典、典と言っているのだから、こういう時にこそ押さえておかなきゃ
いけないのになぁ。
いずれにしても、これでフェブラリーSが大いに楽しみになった。
もしかすると、王者アドマイヤドンより人気になってしまうかもしれない。
もちろん、これまでの実績は段違いだが、このような脚を見せられると、
フェブラリーSでは王者の新旧交代劇まであり得るのではないか。
そう思わせるほどの圧勝であった。