餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《回顧》中山記念

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まるで4年前を再現するかのように。
ローエングリン、鮮やかな逃げ切りで中山記念2勝目!!

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 通過順 上3F
1 2 ローエングリン   牡8 後藤浩輝 58 1.47.2 1-1-1-1 36.0 6
5 9 エアシェイディ   牡6 横山典弘 58 1.47.4 11/4 16-14-12-12 34.9 3
6 12 ダンスインザモア  牡5 蛯名正義 57 1.47.4 クビ 14-16-16-16 34.5 5
8 15 シャドウゲイト   牡5 田中勝春 57 1.47.5 クビ 3-3-2-2 35.9 1
3 6 グレイトジャーニー 牡6 松岡正海 57 1.47.7 8-10-8-7 35.5 7
1 1   ブライトトゥモロー 牡5 中舘英二 57 1.47.8 3/4 8-8-8-7 35.6 10
2 4 マルカシェンク   牡4 福永祐一 56 1.47.8 ハナ 3-5-6-5 35.9 4
5 10   タイガーカフェ   牡8 田中剛  57 1.47.8 7-6-5-5 36.1 15
4 8   タガノデンジャラス 牡5 村田一誠 57 1.48.0 11/4 13-13-12-12 35.5 13
10 6 11   ブラックタイド   牡6 北村宏司 57 1.48.1 3/4 8-10-11-11 35.8 9
11 2 3   トウショウシロッコ 牡4 吉田豊  56 1.48.2 1/2 3-3-2-3 36.6 11
12 3 5   メイショウオウテ  牡5 小牧太  57 1.48.2 ハナ 14-14-15-14 35.5 8
13 8 16   ペールギュント   牡5 上村洋行 57 1.48.6 21/2 8-8-8-7 36.4 12
14 7 14   ビービートルネード 牡4 塚田祥雄 56 1.48.6 8-12-12-14 36.0 14
15 7 13   グランリーオ    牡7 武士沢友 57 1.48.7 1/2 2-2-2-3 37.1 16
16 4 7 インティライミ   牡5 柴田善臣 57 1.48.8 1/2 6-6-7-7 36.8 2
LAP 12.9-11.7-12.0-11.6-11.3-11.7-11.7-11.4-12.9
通過 36.6-48.2-59.5-71.2  上り 70.6-59.0-47.7-36.0  平均 1F:11.91 / 3F:35.73
単勝  2 \1700
複勝  2 \350 / 9 \180 / 12 \270
枠連  1-5 \2110 (14)
馬連  02-09 \3020 (10)
ワイド 02-09 \970 (11) / 02-12 \1550 (20) / 09-12 \690 (7)
馬単  02-09 \7620 (29)
3連複 02-09-12 \7260 (23/560)
3連単 02-09-12 \55110 (187/3360)

勝利騎手インタビューの映像になった途端、そこには後藤浩輝の泣き顔があった。もともと感情の起伏が激しい騎手ではあるけれど、久々に自分の手に戻ってきたローエングリンで勝てたことが、何より嬉しかったのだと思う。恩師である伊藤正徳厩舎の看板馬であり、一緒にフランス遠征までした馬だ。思い入れは特に強かろう。
ローエングリンは気性の激しい馬で、以前は暴走の挙げく自滅することが多かったのだけれど、8歳を迎え、脚質に幅も出てきたことで、すっかり落ち着きを身に付けたようだ。有利な2番枠を引いたことで、今日の後藤は、初めから逃げると決めていたのではないかと思う。そう言えば、4年前にこのレースを勝った時も2番枠だったのだ。
結果、この戦法はぴったりと嵌った。逃げ馬のシャドウゲイトが、15番という外枠を引いたがゆえに控え、他に競りかけてくる馬もいなかったため、道中は完全にローエングリンの一人旅となったのだ。落ち着きを身に付けた老雄が、自分のペースで楽に逃げられれば、その時点で勝ったも同然だった。何しろ、4年前には、あのバランスオブゲームを完封して逃げ切った馬だったのだから。
最後の最後で、外から猛然とエアシェイディとダンスインザモアが突っ込んできたが、時既に遅し。今日はまさに、ローエングリンの一人舞台であった。
インティライミは、なんとシンガリ負け。4角では不利を受けていたようにも見えたが、それにしても負けすぎである。故障でないとしたら、精神的な問題で歯車が狂ってきている気がする。主戦の佐藤哲三が乗れるようになるまで、少しリフレッシュした方がいいのではなかろうか。


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