餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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のぎざか?けやきざか?いや、のぞきざか46mだ!

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ランナーとしてステップアップしたければ、「距離を踏む」のと同じくらい「スピード練習」は重要。

しかし僕は、それがどうにも苦手で嫌いなので、避けてばかりいる。

だから、いつまでたっても成長しない。

練習会に参加したり、5Kmレースなどに出れば、強制的にスピード練習ができると思うのだけれど、タイミングなどが合わなかったりして、最近はそれもできていない。

そんな僕にとって、唯一の大きな拠点は、足柄峠。

激坂の力を借りて、上りでは心肺強化、下りではスピード強化が図れる、素晴らしい場所だ。

僕は、ほんとにスピードがないので、キロ4分半のペースとなると、たった1kmでも苦しくなってしまうのだけれど、下り坂の力を借りれば大丈夫。

僕は、足柄峠のおかげで、何とかスピード練習ができている。

しかし、難点はその立地。

始発で出発すれば、午後には都内に戻れることを学んだが、とはいえ、それでもやっぱり半日は潰れてしまう。

まとまった時間のとれる週末以外にはできないトレーニングなのである。

もっと身近で、簡単に坂道練習のできるところはないかなぁ…と思って探してみると、案外簡単に見つかった。

いつものコースにこだわらず、都内を気ままに走ってみると、結構あちこちに急坂はあるものなのだ。

ということで、最近は、夜明けランに坂を巡るコースなども取り入れるようにしている。

f:id:ICHIZO:20181111073008j:plain

こんな感じの坂を見つけてはダッシュしたりしていたのだけれど、それではちょっと物足りなくなった。

ということで、もっと激しい坂はないだろうか…と思い、色々Webなどで調べてみたら、ここに辿り着いた。

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のぞき坂だ。

坂道マニアの間では有名な坂らしく、Wikipediaにもしっかりと掲載されている。

のぞき坂(のぞきさか)は、豊島区立高南小学校の西側を東京都豊島区高田2-17から2-18にかけて南北に伸びる区道の坂道部分の通称。

東京都内で自動車通行が可能な道路としては、傾斜・延長距離ともに最急の一つに数えられる坂。

のぞき坂 - Wikipedia

斜度の厳しさだけなら、都内でも、もっと凄いところはあるのだけれど、道幅がとても狭かったり、途中に階段があったりして、練習には向かないところが多い。

しかし、ここは、自動車の相互通行が可能なほどの道幅が確保されているから、安心して(?)練習ができる。

この写真で見ると、たいしたことないんじゃないか?と思われるかもしれないが、それは大きな誤解だ。

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いやはや、これが本当にきつい。きつすぎる。

のぞき坂46mと言うぐらい*1だから、距離としてはたいしたことないのだけれど、駆け上ると心拍数が一気に上がった。

それはそうだろう。足柄峠の最大勾配は15%なのに、ここは22%もある。いやはや半端じゃない傾斜だ。

僕は、途中で歩きたくなる気分に駆られたが、たった46mぐらいの距離を歩いてしまうのは、ランナーとして恥ずかしい。

ということで、何とか登りきった。

さぁ、次はスピード練習をしよう…と思ったが、僕は、それが失敗であることに気がついた。

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とにかく傾斜が凄すぎるからだ。

坂を「下りていく」というよりも「落ちていく」という感覚。

ブレーキをかけなければとても走れないし、それでは全く練習にならない。

慣れで何とか恐怖を克服できるかと思ったが、無理だった。

上り下りを3回ぐらい繰り返したところで、僕はこの坂におけるスピード練習を断念した。

根性なしと言われてもいい。転んで怪我をしたら元も子もないじゃないか。

しかし、僕は、それで練習を諦めたわけではなかった。のぞき坂の斜度はきつすぎるけれど、一つ隣の脇道は、それよりも緩やかな坂道(たぶん15%くらい)になっていたからだ。

ということで、のぞき坂を絡めて、このようなコースを設定。

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1周するとちょうど1kmぐらいだったから、練習としてもわかりやすくて、ちょうど良かった。

これを何回繰り返したろう…。

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Garminで計測した高度グラフ。いやはや凄い凸凹だ。

下りの距離が短いこともあって、あまりスピード練習にはならなかったかもしれないけれど、心肺は結構鍛えることができたと思う。

車や人の数も少ないので、慣れれば、もっといい練習ができそうだ。

今後もまた訪れたい。 

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*1:誰が言っているのかは知らない。たぶん僕が言っているだけw


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