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ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「SF宝石」いまむかし

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SFマガジン購入時に訪れた書店で、偶然発見。


SF宝石2015

僕は、おぉ、また「SF宝石」が出たのか、と驚いて購入。
しかし、SFマガジン誌の書評に、内容が掲載されており、「あれっ?」と思って調べてみたら、2ヶ月も前に刊行されているものだった。
一応僕は、SFファンのつもりだったので、見逃していたことがちょっと恥ずかしい。やっぱり書店は、定期的に訪れておかなければなぁ…と思った。
2ヶ月も経っているのに、書店で普通に販売されていたことには理由がある。これは、雑誌の形態をとっているが、いわゆる雑誌コードと呼ばれる物がなく、実際は、「書籍」だからだ。
「書籍」は、書店で販売できる期間が限られている「雑誌」と異なり長期販売が可能*1
もしも雑誌扱いだったら、バックナンバーなどを取り寄せなければならず、入手困難だった可能性があるため、書籍でよかったと思う。
掲載ラインナップについては、申し分ない。上田早夕里や藤崎信吾といったSFプロパーの作品もさることながら、東野圭吾、福田和代など、SF外の人気作家も含まれており、さながら「小説宝石」のSF誌版といった趣。
SFマガジン誌では叶わないメンバー構成なので、入手しておく価値がある。
この形態の「SF宝石」が発売されるのは、今回で2回目。僕が書店で驚いたのは、それが、実に久しぶりの刊行だったためだ。


SF宝石

書籍版の初代「SF宝石」。
ブログでのエントリーは漏れてしまっていたが、一昨年の10月に購入し、興奮して読んだことを思い出す。「書籍」扱いということもあって、今でもネット書店などで普通に入手できる。
今回は2年ぶりの刊行になったが、できれば、1年に1回ぐらいは刊行して欲しいなぁと思う。
あえて今回、書籍版であることを強調したのは、かつて、この「SF宝石」には、雑誌版があったからだ。

これが、雑誌版「SF宝石」。
実家に残してきてしまったものもあるので、全て撮影できなかったけれど、創刊号から最終号まで全巻持っていた筈。
刊行されていたのは、1979年から1981年までの2年間。隔月刊だったので、わずか12号の命。でも、とっても印象深い雑誌だった。
一見しておわかりのように、現書籍版の「SF宝石」とは全くスタイルが異なる。
アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)誌と特約を結んでいて、翻訳SFが数多く掲載されていた。コラムや対談、書評なども充実しており、バラエティに富んだ、非常に面白い雑誌だったことを思い出す。
書籍版の現「SF宝石」は、全て日本人作家の作品である上に、小説のみの掲載で、コラム類はゼロ。かつての雑誌版とは、対極に位置するようなものになってしまった。
あぁ、今のスタイルも悪くないけれど、せっかく「SF宝石」を名乗るなら、以前のスタイルで復刊してくれたら最高だったのになぁ…。

*1:専門的に言うと、色々と細かい条件はあるのだけれど、大雑把に言えば、雑誌よりは販売期間が長い。


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