4/10にエントリーしたX01NK編に対して、id:kitayasuさんから、E61でも同じ定型文が使われているとのコメントをいただいた。こういった御連絡は嬉しく、大変感謝している。X01NKは、E61の筐体にSoftBankのSIMロックがかかっただけのものであろうと思ってはいても、実際に現物を持っているわけではないので、断言するのは憚られるからだ。
そのコメントでは、さらに、「これがNokiaの考えるグローバルスタンダードなのでしょうか」という御意見もあり、ここで僕は、ハタと思った。E61は持っていなくとも、これがNokiaの考えるグローバルスタンダードかどうかは検証できるじゃないか、と。
そう、E90を使って検証すればよいのだ。ということで、Nokiaの思惑を探るべく*1比較してみることにした。
まず、定型文の呼び出し。X01NK(E61)ではこの画面だった。
それが、E90だと、この画面になる。
定型文に至るまでの階層もメニューも、ほぼ同じように配置されているので、簡単に見つかった。そして、肝心の定型文(Template)は、というと…。
まずは、X01NK(E61)の全定型文をご覧いただきたい。
スクロールの関係で多少重複しているが、何度見直しても10種類しかないのは、先週ご紹介した通りだ。そして、Nokia E90は、というと…。
見事なまでに同じ定型文だ。最初、一瞬見た時は、別物かと思ったのだけれど、単に順番が違っていた*2だけだった。
結論。この定型文は、Nokiaのグローバルスタンダードに間違いないw
ただ…X01NKで見た時は違和感を感じた定型文が、E90だと「これもアリかな?」と思ってしまった。例えば《I am late,I will be there at〜》なら普通に使えそうな気がするからだ。それが、《遅くなります。〜に到着します。》だと、とたんに違和感を覚える。
これは主観だけれど、英語版のテンプレートをそのまま直訳して使うということに無理があるような気がする。日本語と英語では、文化が違うのはもちろん、語順や主語述語の考え方も違うのだから。
デフォルト定型文にツッコんでみる〜E90編
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