マイルチャンピオンシップ

悩ましい。
この秋最大の難関レースと言えるのではなかろうか。当日朝現在、馬連1番人気の組み合わせでも10倍を超えてしまう*1というのが、このレースの難しさを物語っていると思う。
要は、確固たる軸馬が絞りきれないのだ。本来は主役となるべき筈のダイワメジャーに翳りが見られ、アグネスアークは連戦の見えない疲れが、カンパニーは体調*2とG1の壁が危惧される。
この馬たちに、スワンＳ勝ち馬のスーパーホーネット、武豊スズカフェニックスを加えた5頭ボックス馬券が売れているようなのだけれど、どれも絶対の信頼が置ききれない。ならば、別の穴馬からこれらの馬に流す方が狙い目ではないかと見た。
本命はマイネルシーガル。
前走の富士Ｓ勝ちがフロック視されているけれど、この秋の充実ぶりはめざましい。馬体重を増やしながら、古馬相手の重賞で3着、1着と順位を上げてきた点に非常に好感を持てる。父ゼンノエルシドはこのレースの勝ち馬だし、母の父ＳＳだから、大レース向きの勝負根性も持っている筈だ。昨年までなら用無しだった内枠も、Ｃコースに変わったことで狙い目が立つ。アグレッシブ先行が持ち味の後藤騎乗も魅力だ。買い要素が多数ある割に、この超人気薄は非常においしいと思う。
ただ、相手は非常に難しい。馬体重などを見ないと判断できない部分もあるし、人気薄からいくことを踏まえて、今回は手広く買う予定。前述5頭に加え、フサイチリシャール、エイシンドーバー、ピンクカメオ、ベクラックス辺りも加えて、手広く馬連、3連複1頭流し馬券で遊んでみたい。
◎マイネルシーガル

*1:単勝一番人気はダイワメジャーだが、馬連はアグネスアークから売れており、アグネス-カンパニー、もしくはアグネス-メジャーの組み合わせで12倍程度。

*2:あの馬なり調教は？？