日常を、歌やダンスで表現するのがミュージカルの大きな特徴。
だから僕は、感動したミュージカル映画のサントラ盤を聞くと、自然に身体が動き出す。
踊りだしたい気分になる。
しかし、家の中ならともかく、路上でそれを実行するのは難しい。
ヘッドホンをしたオッサンが、いきなり街なかで踊り出したら、奇異な目で見られることは必至。
下手したら、職務質問などを受ける可能性もある。
そんな時は、踊りたくてうずいた心と身体を、ランニングに昇華させよう。
トレーニングにもなって、一石二鳥だ。
四年前のことを思い出す。
「ラ・ラ・ランド」に痺れまくった僕は、その後しばらく、毎日、サントラ盤を聞き流しながら、走っていた。
そう言えば、「グレイテスト・ショーマン」でも、「アラジン」でも、見終わった後は、サントラを聴きながら走ったなぁ。
だからもちろん、先日見に行って感動した「イン・ザ・ハイツ」でも、すぐにサントラ盤を入手して走るつもりだった。
しかし…。
先日のエントリーで書かせていただいた通り、オンラインショップでのCDはすべて在庫切れで、8月中旬まで入手できない状態。
もちろん、amazon music unlimitedは最初に確認していたが、検索しても引っかからなかったので、「まだ新しいから、サブスクのラインナップに入っていないのかぁ」と思っていたのだ。
ということで、僕は途方に暮れてしまったが、いろいろと調べているうちに、それが大きな誤解であることを知った。
何のことはない。
「イン・ザ・ハイツ」ではなく、「IN THE HEIGHTS」と検索すればよかったのだ。
すると…。
すぐにヒットしたw
これは日本盤のCDとは異なる、いわば「洋盤」であるが、音楽を聴くだけなら全く問題ない。
しかもこれは、amazon musicに収録されているから、unlimited契約をしていないプライム会員でも聞くことができるようだ。素晴らしい。
さらに…。
amazon musicには、(映画ではない)ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」のサントラ盤もラインナップされていた。
映画盤とはひと味違うサウンドで、これもいい。
サントラを聞き流していたら、ミュージカル版(というか、本家の)「イン・ザ・ハイツ」も見に行きたくなってしまった。
ということで…。
僕は昨日から、「イン・ザ・ハイツ」とともに、夜明けランを堪能している。
しばらくは、この音楽で気持ちよく走れそうだ。
さぁ今日も、ミュージカルの響きを体じゅうに受け止めながら、夜明けの街に繰り出そう。