餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

天才ピアニスト×ヤーレンズ 東京ツーマンライブ「みっくすあっぷ!!」を観てきた

スポンサーリンク

昨日は、久しぶりにライブイベントを見に行った。

お笑いコンビ、天才ピアニストの東京ツーマンライブ「みっくすあっぷ!!」だ。

天才ピアニストは、女芸人No.1決定戦「 THE W」の第6回優勝をはじめ、 NHK新人お笑い大賞、上方漫才協会大賞などなど、賞レースで数々の大きな実績を残してきている。

コントも漫才も面白いが、僕は特にコントが好きで、最近かなり贔屓にしているお笑いコンビである。

そんな天才ピアニストが主宰する「みっくすあっぷ!!」は、去年から東京で定期開催されているツーマンライブ。

もともと大阪を拠点にしている天才ピアニストが、東京のファン向けに行っている企画で、これまでに、エルフ、ニッポンの社長、エバース、コットンといったツーマンタッグが組まれている。

そんな彼女たちと12月に組むことになったのは…。

ヤーレンズ!

いやぁ、もう、これは行くしかないではないか。

ということで、チケットの一般発売当日に即ゲット。ぞれからずっと開催を待ち侘びていた。

昨日の退勤後、やおら僕は会場である草月ホールに赴いた。

開演時間は、20時からと結構遅めだったので、終わるのは22時ぐらいか?と思ったのだけれど、チラシには終演21時と書かれていたので、ちょっと驚く。

このツーマンライブは、それぞれがネタを3本づつ行い、ネタ前のトークも、ミニ企画もある構成。

舞台でのヤーレンズのネタは、通常10分を軽く超え、時には30分かかることもあったりする(餃子ランナー調べ)ので、1時間で終わるわけがない。

しかし、よく考えれば、このイベントに関しては例外だということに気がついた。

ヤーレンズは、今週末にM-1決勝が控えており、その制限時間は4分。

そう。

M-1シーズンの今だけは、「4分間にぎゅっと超濃縮されたヤーレンズの漫才が楽しめる」のだ。

この公演は、配信も予定されていないということなので、決勝で(披露してくれる筈の)漫才が楽しめる筈と確信した。

会場となる草月ホールは…。

席数526席を誇る大ホール。

満員の観客を前に、最高の2組が、どんな舞台を見せてくれるだろう…と僕は、大いに期待して、その開演時間を待った。

僕は、期待のハードルを大きく上げて臨んだが、それ以上に素晴らしい舞台だった。

ネタ内容について細かくは触れないけれど、どれもこれも大爆笑。

天才ピアニストとヤーレンズは、同世代ながら、今回の競演が初めてということだけれど、その相性の良さを感じた。

ファン層も近い感じで、会場の雰囲気も一体化していた。

どれもこれも申し分無かったけれど、天才ピアニストの3本目と、ヤーレンズの1本目が最高に気に入った。

天才ピアニストは、漫才とコントをどちらもこなせる器用なコンビ。

随所に織り込まれるますみさんの顔芸もたまらない。

緊張と緩和の呼吸も素晴らしく、それが冴え渡った3本目のコントには大笑いしてしまった。

ヤーレンズの1本目のネタは、単独ツアーでも聴いて大いに笑っているものだったけれど、《M-1仕様》に研ぎ澄まされて完璧。

僕は、M-1決勝をイメージしながら聴き、当日の大爆笑をイメージしたほど。

3本づつのネタが終わった後は、ラジオのパーソナリティをネタにした、ミニ企画もあって、これも実に面白かった。

上演時間は1時間だったけれど、何時間も見ていたような気がする。

凝縮された至福が詰まった、最高のツーマンライブだった。

今後もまた、何かの機会で是非とも競演して欲しい。


マラソン・ジョギングランキングへ