今週水曜日の昼。
僕の携帯電話に、留守電メッセージが吹き込まれていた。
「0120277535」というフリーダイヤル番号からの電話だったが、僕の電話帳には登録がなく、いったい誰からの電話か僕はわからなかった。
再生させてみると、それは、いきなり機械音声で始まった。
…です。(※冒頭の挨拶部分は切れてしまっている。)
お問い合わせいただいた問題に対するフォローアップのためお電話させていただきました。
アドバイザーと話をするには1を押してください。
またの機会にこの問題に対するサポートを受けるには2を押してください。
(番号入力待ちの間、保留音が流れる。)
僕はここまで聞いて、「いったい何だろう?」と思った。
機械音で自動的に発信している電話だったからか、冒頭部分が切れてしまっているため、僕の謎は全く解けなかった。
メッセージの内容が抽象的だったこともあり、詐欺電話か?と思ったほどだ。
しかし、保留音のあとのメッセージを聞いて、謎が解ける。
こちらは Apple サポートです。
お問い合わせいただいた問題に対するフォローアップのためお電話させていただきましたが、ご不在のようでしたので、こちらにメッセージを残させていただきます。
引き続きサポートが必要な場合は、担当のアドバイザーまで直接お問い合わせ下さい。
ありがとうございました。
なんだ、Apple サポートからの電話だったのか。
念のため、「0120277535」という番号をググってみると、「Apple Careサービス&サポートライン」という結果が表示された。
「私たちがサポートします。」でお馴染みの(?)、Appleサポートページから繋がる電話番号だ。
ということで、僕は一応安心したものの、疑問は残った。
「お問い合わせいただいた問題に対するフォローアップのため」と言っていたが、僕は最近、アップルに問い合わせをした覚えがなかったからだ。
ネットで検索すると、Apple サポートからは、間違い電話がかかってくることもあるようなので、僕は、スルーすることに決めた。
ということで、僕はこの電話のことをすぐ忘れた(僕は、歳のせいか、忘れることだけは自信がある)が…なんと、翌木曜日にも、また同じ留守電が入っていた。
僕は、業務時間中、原則として私用電話が使えないため、昼間に電話がかかってくると、どうしても留守電になってしまうのだ。
たとえ間違い電話だとしても、緊急に確認が必要な要件でもなさそうなのに、いったいなぜ2日連続で電話をかけてくるのだろう。
そもそも、留守電の最後に、「引き続きサポートが必要な場合は、担当のアドバイザーまで直接お問い合わせ下さい。」と言っているのだから、話は終わっているではないか。
よくわからないなぁ…と思いつつ、でも、やっぱりすぐに忘れたw
そして。昨日。金曜日。
なんと、またしても同じ留守電が吹き込まれていた。これで3日連続だ。
いくら何でもしつこすぎる。
僕には関係の無い案件なのに、こう毎日吹き込まれてはちょっと面倒だ。
ということで、僕は、今朝、0120277535の番号に電話をかけてみた。
するとすぐに、機械音声が流れ始めた。
ようこそ、Appleサポートへのお電話ありがとうございます。(中略)
お客様のお電話番号をお調べいたしますので、しばらくお待ちください。
おぉ、電話番号から、自動的に情報確認できるのか、凄い。
そう思っていると、すぐにこんなメッセージが流れてきた。
最近お客様から、iPadに関するお問い合わせをいただきました。その製品についてのお問い合わせの場合は1番を、そうでない場合は2番を…。
と。
ここで僕は電話を切った。
3日連続で、Apple サポートから電話がかかってきた理由がわかったからである。
僕は「iPad」というキーワードを聞いて、ようやくそれを思い出した。
そう、この件だ。
エントリーには、「11月2日にAppleのサポートセンターにチャットで相談。」と書いてある。
僕は、iPadに関してAppleサポートに問い合わせをしているため、それに関してのフォローアップ電話だったようだ。
しかしまさか、1ヶ月半もたってから、こんな電話がかかってくると思わなかったので、僕はすっかり忘れていた。
1ヶ月半も前のことなんて、覚えていられるものか。
昨日のことだってすぐ忘れるのにw