この連休中、僕は、またしても『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を見に行った。
マリオの劇場鑑賞は、これで3回目となる。
その素晴らしさについては、以前のエントリーで詳しく書かせていただいた。
今回はまた、《吹替》版での鑑賞となったのだが、それは、初回に見た《吹替版》とは、全く別物と言っていいものになっていた。
初回の《吹替版》は、BESTIA*1方式での上映で、それはそれで良かったのだが、今回は…。
4DX方式での上映だったからだ。
これは、座席が動くだけでなく、水(ミスト・雨)や、空気(風・エアー)などのスペシャルエフェクトが装備されている、体験型の上映方式だ。
詳しくはこちらの特設サイトに掲載されているが、見れば見るほど、マリオ映画との相性は抜群であると思えた。
「あの」マリオワールドを全身で体感できるのだから、面白いに決まっているじゃないか。
鑑賞賞金は、通常映画料金+1,100円もかかってしまうが、遊園地のアトラクションだと思えば、決して高いとは思えない。
加えて今回の上映では、3D効果も用意された。
鑑賞料金が、さらに+400円もかかってしまうのだが、僕は、それでも高いとは思えない。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』にハマった人なら、行くっきゃないでしょ!という上映方式なのだ。
ただ…考えることは皆同じで、だから、そのチケットは当然、大争奪戦になる。
僕は、会員割引が適用される日に購入したので、さらに激戦。
そのチケットは、発売直後に瞬殺となってしまったが、僕は何とかクリック合戦に勝利し、プラチナチケットを入手した。
いやぁ、連休中にゲットすることができて、本当に良かった。
4DXスクリーン入口。
座席が揺れまくる上に、水をかぶるため*2装飾品やスマホなどの貴重品はロッカーに入れることが推奨されている。
持ち込むことも可能ではあるが、落とした時のダメージが大きい。
ロッカー利用には、100円が必要(取り出し時に返却される)なので、4DX鑑賞時は、小銭の携帯を忘れないようにしたい。
上映が始まる前に、このサングラスを装着。*3
僕は、その効果にも大いに期待して、上映に臨んだ。
で、鑑賞(体験)後の感想は…。
最高!
のひとこと。文句なし。
キノコ王国に行く前、序盤の水道管修理&犬とのバトルシーンから、4DX効果が満載。
その後、溶岩シーン(背中が熱い!)や、ジャングル王国におけるドンキーコングとの対決シーンなどで、4DX効果は思う存分発揮されているが、圧巻は、何と言っても、カーチェイスシーン。
まさに、マリオになった気分でカーチェイスを楽しめるのだ。
キノコ王国でのワープシーンなどでも、なりきりマリオで、アトラクションを体験できる。
いやぁ、なんという没入感。いやはやこれはたまらない。
画面の3D効果も加わって、迫力も増幅。
4DXは、この映画のためにあるんじゃないかと思うぐらいの親和性だ。
惜しむらくは、一度これを体験してしまうと、通常上映方式が物足りなくなってしまうのではないかということ。
まぁ、これは仕方ないかもしれないけど。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、いずれ、配信やディスク化などにより、自宅で楽しむこともできるだろう。
劇場の迫力には及ばないものの、細かい小ネタのチェックしながら見られる為、それはそれで楽しい筈。
しかし、この4DX3Dは、劇場でしか絶対に体験できないものだから、極めて貴重だ。
チケット獲得は、今後もバトルが続くだろうけれど、マリオファンであれば絶対に見て(体験して)おいて損はない。
僕も何とか、もう1度ぐらい見に行きたいと思っている。