今日は、GW最終日。
GWが、すなわちGyoza Weekであることは、餃界の常識。
僕は餃界人ではないが、餃子ランナーの端くれである以上、やっぱりGWの総括が必要だろう。
ということで、今日は(今日も?)GW中に訪れた餃子店のことについて書こうと思っていた。
しかし、いつものように、アレクサに「おはよう」と挨拶すると、こんな答えが返ってきたので、方針変更。
おはようございます。
今日は、コナモンの日です。5を「こ」、7を「な」を読む語呂合わせにちなみます。
たこ焼き、お好み焼き、うどんなど、粉を使ったもの、捏ねているもの、がコナモンの由来だそうです。
そうか。
今日はコナモンの日だったのか!
「コナモンの日」について、僕は、11年前にこのブログでも言及しており、記念イベントにも参加している。
しかし僕は、今日がコナモンの日であることをすっかり忘れていた。
あぁ、歳はとりたくないものだ。(タメイキ)
GW最終日、そして、コナモンの日であるということならば、やっぱり「餃子と粉」について語らないわけにはいかない。
アレクサの「コナモン例」にはあがっていなかったけれど、餃子は、紛れもなく、コナモン一族だからである。
そのことについては、日本コナモン協会が、自社Webサイトで明記している。
(コナモンとは)主として、穀類や豆類を粉にしたものを調理した食べ物。
そうめん、うどんなどの麺類から、パン、パスタ、ピッツァ、餃子、豚まん、小籠包など欧米、中華の小麦粉製品をはじめ、そば粉、米粉、トウモロコシ粉、キャッサバ粉、きな粉などでできた各地のメニューをさします。
日本コナモン協会なんて知らないぞ!という御仁もあろうかと思うが、大丈夫。
僕も、今日のエントリーを書き始めるまで知らなかったしw
ともあれ、餃子がコナモン一族であることは歴然であり、反論の余地はない。
餃子は、小麦粉などで作られる皮と、多彩な具が織りなすハーモニーがあってこそ成立する料理だからだ。
巷には、手羽餃子などといった、餃子でも何でもない「エセ餃子」「偽餃子」が跳梁跋扈しているが、僕はその存在を全く認めない立場をとっている。
その理由については、過去のエントリーで力説させていただいた。
僕に言わせれば、あんなものは餃子でもなんでもない。単なる「豚挽肉、ニンニク、キャベツなどの具が詰め込まれた手羽先」じゃないか。
あれを餃子と呼べるなら、手羽春巻や手羽コロッケだって成りたたないとおかしい。例えばポテトコロッケの具が手羽先の中に入っていたら、手羽コロッケになるのか?ならない筈だ。
ありとあらゆる面において、手羽餃子を餃子と呼ぶ論理は破綻している。
そもそも主食、完全食となりうる餃子を、手羽先のおまけのように扱うな!断じて納得できない。
僕がこのエントリーを書いたのは10年前だが、悲しいことに、今も尚、手羽餃子は一定の市民権を得ている。納得いかん!責任者を呼べ、責任者を。
何でもありの居酒屋が「手羽餃子」をメニューに加えるのは、まだ仕方がないとしても、餃子専門店のメニューもあったりするのが嘆かわしい。
餃子専門店を謳っている店が、餃子でも何でもないものを、いかにも餃子であるかのようにメニューとして用意しているのは、大問題なんじゃないか。
JAROに訴えたいレベルだ。
僕らは今こそ「餃子はコナモンだ!手羽餃子は認めない」運動を起こすべきだろう。
日本コナモン協会に、陳情書でも出してみようかと思うw