昨晩僕は、退勤後ダッシュして劇場に向かった。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を見るためだ。
僕は、基本的にゲームが苦手で、今は全くやらない。
ただ、一応ファミコン世代なので、1985年に発売された「スーパーマリオブラザーズ」だけはハマった。
8面までクリアするのに、半年ぐらいかかったけどw
しかしその後は、殆どマリオシリーズを買っておらず、マリオワールドについては、超初心者だ。
だから、この映画を見に行くことも、最初は少し迷った。
ただ、全米で空前の大ヒットという情報を知り、洋画ファンとしては、見ておかなければいけないなぁ…と思った。
僕は、基本的に《洋画は字幕で見る派》なので、本当は「字幕版」が見たかったのだけれど、時間帯が合わず*1、「吹替版」で妥協した。
まぁ、この映画は、俳優が演じるわけでもないので、「吹替版」でもいいかなぁと思った。
その決断は、半分正解。
吹替の声は、殆ど違和感がなく、ストーリーに没入できたという点では、むしろ良かったかも知れない。
これから見に行く人のために、細かいネタバレは避ける(そもそも、マリオファンなら痺れるはずの小ネタをあんまり理解できてないし)けれど、とにかく面白い映画であることは間違いない。
大戦争の話なのに、全く重苦しさがなく、全編を通して楽しい気分で見られる。
その理由は、登場するキャラクターが、誰も彼も個性的で明るく、生き生きしているからだ。
マリオのキャラクターが素晴らしいのは言うまでもないが、その仲間(&敵)たちも最高。
ドジでお茶目なルイージ。
強くて格好いい(!)ピーチ姫。
勇ましくて可愛いキノピオ。
頼もしきマリオの盟友、ドンキーコング。
そして…。
とにかく強暴で、とてつもなく凶悪なのに、なぜか憎みきれないクッパ。
ピーチ姫への一途な思いが凄まじく、僕は、愛おしく感じてしまったほどだ。
ただ、それだけに、そんなクッパの歌唱シーンが、「洋楽を無理矢理和訳して歌っている」的な感じになっていたのが、ちょっと残念。
これはやっぱり字幕版で見直さなければいけないなぁ…と思った。
とにかくあっという間の、夢のような93分間の至福。
僕は殆ど気がつかなかったのだけれど、マリオファンなら誰でもニヤッとしてしまうような、小ネタも沢山あるようなので、ちょっと勉強してから、是非とももう1度見たいと思う。
先着特典で、こんなものがもらえた。
映画鑑賞後、封を開けてみると、裏話満載の「ハテナブック」と、クッパのシールが入っていた。
これは4種類あるようなので、ぜひまた見に行って、他の種類もゲットしたいところだ。
パンフレットももちろん購入。
内容秘話ものっているし、写真満載で、ドキドキする。
僕は、これを見ていたら、すぐにまた見に行きたくてたまらなくなった。
よし。
次は「字幕版」を見に行くぞ!
*1:「字幕版」は、「吹替版に比べて圧倒的に上映本数が少ない。