気がつけば、かすみがうらマラソンまで、あと1ヶ月になってしまった。
かすみがうらマラソンは、諸々条件のいいレースなので、僕は、毎年エントリーしている。
ナンバーカードが事前送付されるため、受付不要。
会場のある土浦は、上野から各駅停車でも1時間程度。スタート時間は10時なので、都心発なら、朝6時台の電車に乗れば余裕だし、駅からも歩いて行ける*1のでアクセスがいい。
コースは基本的にフラットで、応援もあたたかい。
個人的には、申し分のないレースなのだ。
3年前には、ネットタイムで3時間20分切りの自己ベスト*2を出していて、相性もいい。
しかも…。
昨年は、腰痛で出場を断念せざるを得なくなった痛恨がある。
そのリベンジを果たすためにも、今年はスッキリと出場するつもりだった。
古河はなももマラソンの疲れは、すっかりとれている。
このレースでは、自分なりにベストを尽くしたせいか、翌日はちょっと足が痛くて、夜明け前ランでも殆ど走れなかった*3。
しかし、1日ごとに回復して、今日は、もう全く問題なく、いつもの夜明け前ランペースに戻った。
ここ数日は、天気が悪くて、空は曇ったり雨だったりしたのだけれど、今日は…。
とっても綺麗な月が見えた。
月の西側には木星が輝き、その南には、うっすらとスピカも寄り添う空。
素晴らしいコラボレーションを堪能しながら走れた。
調整は順調だ。
僕は、古河はなももで、何とか別大のリベンジも果たし、少しばかり自信を取り戻しつつある。
だから、今シーズンラストとなる、かすみがうらマラソンでは、力の限り踏ん張るだけ、なのだけれど…。
そう簡単にはいかない事情がある。
このレースの存在だ。
何と僕は、かすみがうらの1週前に、こんなレースに申し込みを行ってしまっていたのである。
しかも、僕が登録したのは、ウルトラマラソン70kmの部。
6月のサロマ湖100kmウルトラマラソンに向けて、長い距離のレースを走っておきたいと思って選んだのだと思うが、登録した時は、その開催時期について、深く考えていなかった。
申し込みが終わった後、しばらく経って、かすみがうらの前週であることが発覚。愕然としたことを思い出す。
かすみがうらを、本当に勝負レースと考えているのであれば、その1週前に70kmを走るなんてあり得ない。
なのに、なぜ、申し込んでしまったんだろうなぁ…。馬鹿すぎる。
この無謀なローテーションは、少し前からわかっていたのだれど、僕は、とりあえず、はなももが終わってから結論を出そうと思っていた。
もしもはなももで、別大のリベンジができなかったならば、このレースは捨てて、かすみがうら1本に絞り、ラストチャンスに賭けよう。
あるいは、はなももを余裕でクリアできたならば、このレースもかすみがうらも、タイムにこだわらずに両方出走しよう。
この二択だ。
しかし、はなももマラソンが、目標ギリギリクリアという、ちょっと微妙な結果に終わったことと、最近になって、はなももが公認レースではない*4ことを知って、逡巡は深まっている。
どうしようかなぁ。うーん…。