いやぁ、このニュースにはびっくりした。本当に驚いた。
19日、ヒト型ロボットが走る北京のハーフマラソン大会で、中国のスマートフォンブランド「Honor(オナー)」が開発したロボットが、50分26秒(!)で優勝したのだ。
これは人間の世界記録である57分26秒を大きく上回っており、衝撃。
しかもこの記録は、人間の手を介さず、自律走行で達成*1されたというのが凄すぎる。
さらに僕が驚いたのが、この1年での進化ぶりだ。
このハーフマラソンは、昨年に続いて2回目の開催となるが、昨年はこんな感じだった。
僕は昨年、このニュースを見た時に「ロボットもマラソンを走るようになったか」と思いつつも、まだまだだなぁという印象を抱いた。
20体のロボットが参加したもののリタイアが続出。
操作する人間の手に負えないような暴走も見られていた。
優勝タイムも2時間40分42秒かかっていたため、やっぱりロボットにハーフマラソンはまだ厳しいという状況だったのだ。
それが、わずか1年で激変する。
いやぁ、もう、速い!凄い!としか言えない。
中国の技術力、恐るべしだ。
バッテリーの問題さえ解決できれば、フルマラソンだって余裕(何しろロボットは疲れを知らないしw)だろう。
世界最速のキプチョゲを超えるロボットが出てくるのも、時間の問題という気がする。
僕は、驚異的な進化に感服しつつも、怯えずにはいられない。
近年、人類の《頭脳》はAIに大きく浸食されつつある。
《自律走行》でハーフマラソンの世界記録を出せるような体力を持つロボットが、《頭脳》を併せ持ったら、まさに「人間以上」の存在になってしまう。
それがもしも軍事目的で利用される日が来たら…。
僕は考えすぎなのだろうか。

*1:ここのレースには、遠隔操作されたロボットも出場しており、そのゴールタイムは48分19秒で、優勝ロボットよりも速い。しかし、大会規定により遠隔操作されたロボットは、タイムが1.2倍される規定となっているため、圏外となった。
