餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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日本じゅうの《ニューミュージック》世代に伝えたい「昭和40年男」76号(2022年12月号)の素晴らしさ

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「ニューミュージック」は、1970年代から1980年代にかけて華々しく登場し、大流行した、日本のポピュラー音楽ジャンル。

最近の若い人にはわからないかもしれないけれど、その時代に青春を過ごした人にとっては、心の琴線を刺激する大革命だったと言って良い。

昭和40年生まれの僕は、まさに「ニューミュージック」世代で、僕の青春は、ニューミュージックなしには語れない。

そんな僕の思いについては、過去のエントリーでご紹介させていただいた。

週刊FM「ニューミュージック'80」が懐かしすぎて、懐かしすぎて…。 - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

1980年に発行されたこの雑誌は、今でも僕の大切な宝物だ。

何と言っても、表紙写真が圧巻。

ズラリと並んだ若き時代の大御所たちは、今や、ニューミュージックなどという、古くて狭いジャンル*1に、とどまっていない。

しかし、この時代は皆、ニューミュージックの旗手として輝いていたのである。

この時代のことを思い出すと、僕は今でも胸が熱くなる。

そんな僕に、愛読誌の「昭和40年男」が最高の特集を組んでくれた。

昭和40年男 2022年12月号 [雑誌]

「俺たちニューミュージック世代」大特集だ。

その表紙を飾ったのは、ニューミュージック好きなら絶対に外せない「アリス」の三人組。

アリスは、グループであるが故に(?)1980年に発行された「ニューミュージック'80」の表紙には掲載されていない。

しかし…。

見開きのカラーページで掲載されているし、谷村新司は折り込みポスターで登場している。

1980年のニューミュージック界においても、アリスは特別な存在だったのだ。

今回の「昭和40年男」には、そんなアリスの最新インタビューも掲載されている。

アリスは、今年でデビュー50周年になるのかぁ。僕も歳をとるわけだ…。

でも、みんなまだ元気で本当に素晴らしい。

インタビューは、岸田敏志、永井龍雲(渋い!)、渡辺真知子、尾崎亜美といった面々が続き、誰もが僕の痺れたアーチストばかり。

真知子さんは、僕がデビュー当時から追いかけているアーチストの1人で、今年はデビュー45周年。

僕は、その記念公演にも行く予定なので、本当に楽しみだ。

尾崎亜美さんも大好きなんだよなぁ。いやはやほんとにたまらない。

ニューミュージック特集には、70ページ超の紙面が割かれており、目次を眺めているだけでも心が躍る。

圧巻のシングルレコードコレクション。うわっ、これ全部歌えるぞw

カラオケに行きたくなってきた(^^;

僕ら世代には欠かせなかった、深夜ラジオの情報もしっかり載っている。

みゆきさんのオールナイトニッポンは、当時、毎週欠かさず聞いて、爆笑と感動を味わっていたことを思い出す。(ラストの手紙が泣けるんだよなぁ…。)

まだまだある。

吉田拓郎のアイランド・コンサート in 篠島 ライブレポートや、この時代の定番と言える「ユーミンと中島みゆき」比較論、オフコース愛、等々…。

僕は、この特集を読み進むたびに、当時へタイムスリップしたような心境になった。

「昭和40年男」を購読し始めてから、かれこれ6年になるが、個人的には、過去最高に痺れた特集だ。

かつて《ニューミュージック》を愛した人にとっては、永久保存版と言える渾身の大特集になっている。

超オススメ。

昭和40年男 2022年12月号 [雑誌]

昭和40年男 2022年12月号 [雑誌]

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*1:もはや何が「ニュー」なんだかよくわからないしw


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