「ニューヨークシティマラソン2022」のEXPOは、11/3からスタートした。
その日の朝にマンハッタン入りした僕は、大好きなMoMA(ニューヨーク近代美術館)に寄った後、EXPO会場に向かった。
その日の16時から、ナンバーカードの受け取りを予約していたためだ。
EXPO初日の平日*1ということもあって、会場はまだ閑散としていた。
入口には、各国語で歓迎のメッセージが掲載されていた。「ようこそ」と日本語表記があるのが嬉しい。
ナンバーカードの受付もガラガラ。あっけなく受け取り終了。
参加記念のTシャツも受け取った。
11年前の参加時は、ブカブカのMサイズを選んで後悔した轍を踏まえて、Sサイズをチョイス。
レースの完走後、メダルとともに、アップロードさせてもらった、このTシャツだ。
デザインも色も悪くないし、長袖の記念Tシャツはあまりないので、嬉しい。これは重宝しそうだ。
ただ、やっぱり半袖の記念Tシャツも欲しいなぁ…と思い、それはEXPO会場で調達しようと思った。
ということで、スポンサーのNB(New Balance)が主催するグッズ会場へ。
EXPO後半は、売り切れ商品だらけ(特に日本人向きの小さいサイズが先になくなってしまう。)になってしまうが、この日は初日だけに、何でも購入することが可能だった。
半袖Tシャツは、非常に多くの種類があり、選び放題。
人気の「FinisherTシャツ」(海外マラソンでは、出走前にFinisher Tシャツを買うことが可能。完走できないかもしれないのにw)も、まだ残っていた。
これなどは、デザインも良くてかなり惹かれたが、その値段を見て驚愕。
なんと…。
$50(日本円換算7,500円!)
もしたからである。
FinisherTシャツに限らず、全てのTシャツがこの価格。アルマーニのTシャツより高いのだ。
現状ニューヨークは激しいインフレ下だし、限定生産のプレミア(?)Tシャツだろうから、ある程度値段が高くなるのは仕方ない。
まして今は驚異的な円安だから、日本円換算したらさらに高価に感じるのは必然。
とはいえ…。
過去僕はさまざまな海外レースに出走したが、記念Tシャツは、せいぜい$30止まりだった記憶がある。
ここでしか入手できない希少性を考慮したとしても、これは高すぎるんじゃないか。
僕は大いに迷ったが、結局購入を断念した。
個人的には、記念ジャケットや帽子の購入がマストで、Tシャツまで手が回らなかったからだ。
ジャケットも、非常に数多くの種類が販売されており、色やデザインの選択で、僕は大いに迷った。
貴重な「Finisher ジャケット」も残っていたが、色味が僕好みではなかったため、結局買ったのは、ノーマルバージョンのこれ。
フロントにもバックにも、大きく「NEW YORK CITY MARATHON 2022」の文字が入っており、自由の女神イラストつき。
記念グッズとしては申し分ないと思うが、これもやっぱり価格に驚愕。
$135(日本円換算 約20,000円!)
ペラっペラな、安っぽい造りのジャケット*2なのになぁ…。
11年前に買った、ASICSの記念ジャケットは、これより断然しっかりした造りなのに、$90(当時10,000円程度)だったから、尚更釈然としない。
NBのボッタクリ疑惑が、ふつふつと湧き上がる。
文句言うなら買うなよ!と言われそうだけれど、やっぱり言わずにはいられない。
帽子は2種購入。
左が$26で、右が$22なので、合わせて7,000円程度。
手袋やネックウォーマーなど、小物は$20台で購入できたので、それも少し買っておこうかと思ったが、断念。
なんだかんだ言っても、ここでしか入手できないものなので、記念に買っておく人は多いと思うのだろうけれど、僕の予算ではこれが限界だった。
NY滞在中は、何をするにもお金がべらぼうにかかったので、自制して正解だったと思う(^^;