餃子にとって、最強のパートナーは、何と言ってもビールだ。
ビールがあれば、餃子を無限に食べたくなるし、餃子があれば、ビールを無限に飲みたくなる。
相思相愛、一蓮托生、比翼連理、鴛鴦之契。
漢検の勉強中、僕は、熱愛関連の四字熟語に出会うたび、餃子とビールの関係に置き換えて覚えている。
僕の一番好きな四字熟語は、何と言ってもこれ。
餃子麦酒(ぎょうざばくしゅ)
切っても切り離せないほど、お互いの愛情が深いこと
こんなにしっくりと納得できる四字熟語はあまりないのに、なぜか漢検の参考書には載っていない。不思議だw
餃子とビールの関係は、かくも深いのだけれど、残念ながら無敵ではない。
ビールは、アルコール飲料であるため、「アルコールを飲めない(飲まない)」人や状況も存在するからだ。
かくいう僕も、悲しいかなそういう時が存在する。
例えば、出勤日のランチタイムに、ビールを飲むわけにいかないし、体調を崩している時もアルコールは厳しい。
しかし、そんな時、頼りになる飲み物がある。
ノンアルコールビールだ。
ビールとは《似て非なるもの》ではあるが、「苦みのある炭酸飲料」だから、餃子との相性は悪くない。
ノンアルビールは、現在、大きな市場になっており、各社からさまざまな商品が出ているが、僕が一番気に入っているのは、キリンの「グリーンズフリー」だった。
これは、甘味料・香料が添加されていないため、ノンアル独特の《人工的な味》がせず、純粋に苦みや酸味が味わえる。
初めて飲んだ時、「おっ。これはちょっと違うぞ」と思い、それ以降ずっと愛飲している。
ノンアルだから、餃子のお供以外にも、シチュエーションを選ばず飲めるのも魅力だった。
そんな「グリーンズフリー」が、今月に入って、急に近所のスーパーから姿を消してしまったので、大いに焦った。
僕は、「すわ、終売か?」と思い、大慌てで各所を探し回り…。
1ケースを確保した。
よし、これでしばらくは大丈夫だ…と思い、胸をなで下ろしていたら、慌てる必要のなかったことが判明した。
今月20日に、リニューアルして再登場したからだ。
一瞬、箱買いは失敗したかなぁ…とも思ったが、リニューアル版のプレスリリースを見て、「ちょっと気になること」があったので、これはこれで悪くないような気もした。
今後のことは、飲み比べてみてから考えよう。
ということで…。
昨晩、満を持して飲み比べてみることにした。
外装比較。
左が旧タイプ、右がリニューアルされた新タイプの「グリーンズフリー」だ。
もともと爽やかなイメージのラベルではあったが、全体にグリーンとなり、さらに爽快さを打ち出している。
栄養成分等の比較。
リニューアルに伴い、香料が添加されてしまったのが、ちょっと残念。
リニューアル版は、《3種のホップが香る》という点が売りのようなので、仕方がないことかもしれない。
ただ、「グリーンズフリー」は、香料も甘味料も入ってないことが、最大の魅力だったのになぁ…。
とはいえ、引き続き甘味料が不使用なのは大きなポイントだ。
100mlあたりのカロリー、糖質は、どちらも若干減少している。(9kcal→7kcal、2.1g→1.6g)
香料がプラスされたのに、なぜこれらが減るのかは不明なのだけれど、ダイエットしている人にとっては、改良点といってもいいかもしれない。
泡立ちや色味は、新旧とも全く差がないように見える。
問題は、味だ。
ということで、ノンアルにとっても最強のパートナー、「餃子」に登場してもらって、いざ、飲み比べを行うことにした。
その第一印象は…。
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↓
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餃子が旨いw
それはそうだろう。僕が今回、「グリーンズフリー」のパートナーに選んだのは、東亭の焼餃子。
何しろ、マツコも認める日本一旨い餃子なのだから、どんな時でも史上最強。
僕は、この餃子を食べるたびに、幸せな気分に浸れるのだ。
と。
東亭のことを語り出すと止まらなくなってしまうので、本題の《飲み比べ》に戻ろう。
どちらも、ビールに比べると軽く、爽やかな印象ではあるが、リニューアルの結果、確かに香りはアップして、フルーティな印象が強まった。
けれどそれは、今回あらたに加わった《香料》のせいかと思うと、ちょっと複雑。
苦みは、旧版の方が若干強く感じる。
僕は、苦いビールが好きだから、旧版の方がいいと思うが、このあたりは好みがわかれるところかもしれない。
いずれにしても、他のノンアルとは一線を画していると思うので、今後も飲み続けていく予定だ。
リニューアル版は、早速amazonのタイムセール祭りにも登場しているけれど、僕は、旧版を箱買いしているので、とりあえず見送り(^^;