昨日。午後6時過ぎ。渋谷駅から外に出ると、滝のような豪雨になっていた。
開演は午後7時。
ライブ会場の伝承ホールまでは、駅から徒歩5分程度とのことだったので、余裕で間に合うかと思っていたのだけれど…甘かった。
僕の最大の失敗は、3Fにある銀座線のスクランブルスクエア方面出口を抜けた後、1Fに降り、屋外に出てしまったこと。
これは後からわかったのだけれど、3Fの連絡通路を進んで歩道橋まで繋がる、スムーズなルートがあり、そのルートならば、確かに5分で着くことも可能だった。
しかし僕は、そんなこととは露知らず、駅を出てからGoogleマップに従って歩けば済むと思っていたので…地獄に陥った。
ひとたび駅の外に出ると、滝のような豪雨。しかも、溢れる人波で、駅前はごった返していた。
ただでさえ渋谷は人が多いのに、誰もが、豪雨が作り出した水たまり群を避けるべく固まって動くため、なかなか進まない。
おまけに渋谷の街は、近年の開発に次ぐ開発で、ダンジョンのようになっているから、どちらに行けばよいかわからず右往左往。
頼みの綱のGoogleマップも、ダンジョンが入り組みすぎていて、進むべきルートがよくわからず、加えて、降りしきる雨のせいで、スマホを見るのにも四苦八苦。
方向音痴の僕は、人波に揉まれ、雨にも打たれて焦るばかり。
完全に方向を見失ってしまったため、結局渋谷駅前の交番に駆け込んで聞くことになった。バカすぎだ。
それでようやく僕は、会場までの道筋を把握できたのだけれど、走って向かうというわけにはいかなかった。
人、人、人の洪水が半端なく、雨、雨、雨の攻撃も容赦なかったからだ。
僕は、時間に余裕がなくなってきたため、誰もが避けていく水たまりも気にせずに進んだ。
そのせいで、靴の中はぐちょぐちょになってしまった。最悪だ。
本来ならば徒歩5分で着ける筈だった場所に着くまで、なんと30分以上もかかったが…。

なんとか到着!
会場となる伝承ホールは、このビルの6Fだから、あとはエレベーターで向かうだけだ。
エレベーターを出て、6Fに入ると…。

大きな看板がお出迎えしてくれた。到着までの疲労が抜ける。
そう。
僕はこの、ヤーレンズのラジオの虎 5周年記念ライブ「ちょ待って、、これレディオショーやで」が見たかったから、豪雨の中でも心折れずに歩き続けることができたのだ。
ヤーレンズは、一昨年のM-1準優勝で、一躍スターダムに乗り上げた。
僕は、恥ずかしながらそれまでヤーレンズの存在を知らなかったのだけれど(汗)、その後、この「ラジオの虎」に出会って、大きな衝撃を受けた。
「ラジオの虎」はお笑いラジオアプリ「GERA」が運営するポッドキャスト番組。
これを初めて聞いた時の衝撃は忘れられない。
こんな面白いトークの嵐は、これまで聞いたことがなかったと思うぐらいの衝撃で、僕は、ハマりにハマった。
僕は無料聴取できる回を何回か聞いて痺れ、メンバーシップに加入。
2020年の第1回放送から遡り、すべての放送を聞いた後も、何度も繰り返し聞いているほど、痺れている。
ヤーレンズは、今や、ラジオのレギュラーを(ポッドキャスト含め)5本も抱えるようになったラジオスターだが、その原点は、間違いなくこの「ラジオの虎」なのだ。


会場入口では、「ラジオの虎」5周年の記念グッズが販売されていた。
どれもこれも魅力的で、かなり目移りしたのだけれど、もう、あまり考えている時間もなかった。
Tシャツは着る機会が限定されそうだったし、キーホルダーは、中身がシークレットで何が当たるかわからない方式*1だったため、僕はエコバックとステッカーを購入。
その後バタバタと受付を済ませ、開演10分前に着席。
いやぁ、間に合ってよかった。
通常、ヤーレンズ関連のイベントは、女性9割/男性1割(もっと女性比率が多いこともある)で、僕のようなオッサンは、場違い感が半端ない。
しかし昨日は若干客層が違った。
女性比率が圧倒的に高いことは間違いないが、男性も2割程度いたし、年配者も見受けられたからだ。
「ラジオの虎」の内容を考えるとそれも納得で、僕はちょっとホッとした。
ライブ内容は、番組の記念イベントにふさわしいものだった。
「ラジオの虎」の歴史を振り返るトークや、番組のコーナーに基づいた企画が満載で爆笑に次ぐ爆笑。
幕間(あの絵本は凄すぎ…)の企画も最高だった。
ゲストコーナーでは、事務所の大先輩である原口あきまささんが登場。
今回は、番組のゲスト時にはできなかった、原口さんの歴史を語ってもらう…という名目での出演だ。
しかしもちろん、そんなことにはならずに、やっぱり今回も即興物真似バトルになった。
ヤーレンズの2人が、無理矢理なお題で「似てない」物真似になるのは、お約束と言えるのだけれど、原口さんの「似てない」物真似は、本当にレア。
物真似界の第一人者であり、大御所の原口あきまささんを、こんな企画で焦らせることができるのはヤーレンズだけ。
気がつけば、あっという間のエンディング。
この時間だけは写真撮影が許されており、3人は、さまざまポーズで楽しませてくれた。



いやぁ、面白かった。面白かったなぁ。
やっぱり、「ラジオの虎」は最高だ。

*1:7個セットを購入すれば、全7種が入手できるようだったのだけれど、予算が…。

