お笑い芸人特化型アプリの「GERA」。
僕がその存在を知ったのは、今年の1月だった。
昨年のM-1グランプリ以来、ヤーレンズの魅力に嵌まった僕は、その動向を追いまくることとなり…そして、この番組に出会った。
「ヤーレンズ ラジオの虎」だ。
並み居る芸人たちのラジオ番組が溢れる「GERA」のランキングでも、常に上位に位置している大人気番組。
この番組は、毎週木曜夜に配信されるのだけれど、僕が聴き始めた時は、既に190回を超える莫大な配信コンテンツがあった。
「ヤーレンズ ラジオの虎」は、ネットラジオ「GERA」が誕生した2020年から配信されている、超古参。
僕は、その第1回(2020.4.18)アーカイブから何本かを聴いて、面白さにハマり、即メンバーシップに加入した。
過去の配信アーカイブを全て聴くには、メンバーシップへの加入が必要だったからだ。
メンバーシップには月480円が必要となるけれど、過去の配信や、メンバーシップ限定の特典も多く、むしろ安いと感じるほど。
そんな特典のひとつとして、僕は今回、その公開収録参加の権利を得た。
この収録への参加権は、今年7月時点で「メンバーシップ加入6ヶ月以上」を対象者とした抽選となっていたのだけれど、僕は、今年1月から加入していたので、ギリギリ6ヶ月。
僥倖にも当選の報を受けた時は、「あぁ、即メンバーシップに入っていて良かった!」と大感激したことを思い出す。
そんな公開収録が行われたのは、先週8月2日の夜。
僕は、その日の仕事をそぞろに済ませ、退勤後、ダッシュで公開収録会場に向かった。
会場は、「GERA」の運営会社である、株式会社ファンコミュニケーションズの本社ビル内だった。
いわば、「GERA」の総本山に入ることができるわけで、胸が躍った。
本社ビルの入口を入るとすぐに、公開収録の案内が出ていた。
会場となっていた2Fに登る。
会場入口。
ここから先は、公開収録のエンディング時以外撮影禁止とのこと。
会場に入って以降、僕は、指定の座席で興奮しながら公開収録の瞬間を待っていた。
今回の公開収録では、通常のトークに加えて《第二回 芸能人クイズ王》という企画が行われることとなっており、その待ち時間には、「昨年の第一回 芸能人クイズ王」が流れていた。
これだ。
この配信は無料で公開されているため、もしもまだ未聴の方は、是非とも聴いていただきたい。
「クイズ王」という名の壮絶なボケ合戦、大喜利合戦が行われており、ヤーレンズファンならば、絶対に楽しめる筈だ。
ヤーレンズの2人はもちろんのこと、インディペンデンスデイ 久保田さんの芸能知識も凄まじく、ボケ合戦が止まらない。
出題者兼司会役のニュークレープ デビさんが、そんな3人に翻弄されながらも、絶妙な仕切りと進行で、まさに《神回》といえる放送になっていた。
僕は、このアーカイブを聴いた直後、そんな4人での第2回開催を大いに期待したが、それは叶わぬ夢だったことを知る。
なんと、昨年4月にインディペンデンスデイ 久保田さんが急逝してしまっていたからだ。
僕は、恥ずかしながら、「芸能人クイズ王」配信を聴いて以降にそれを知ったのだけれど、本当にショックだった。
その後の配信で、ヤーレンズの2人は、たびたび「芸能界クイズ王」に言及。久保田さんの《不在》を悼んでいた。
そしてついに…。
そんな久保田さんに捧げるべく、《第二回 芸能人クイズ王》が開催されることになったのだ。
期待せずにはいられない。
今回は、久保田さんの代わりに、三日月マンハッタン 仲嶺さんが参加することになったが、またも抱腹絶倒の内容だった。
GERAでの配信予定日が8月15日となっているため、現時点ではその内容を書けないのだけれど、とにかく超絶の面白さで、会場内が爆笑の嵐。
あまりの盛り上がりに、収録時間が延長となったが、誰かが無理矢理止めなければ、たぶん永遠に続いていただろう。
このクイズ大会は、今回から《久保田杯》という別称がつけられることも決定。
きっと、久保田さんも天国で一緒にボケてくれているだろうなぁ…と思った。
エンディング。
ヤーレンズの2人とデビさん、仲嶺さんば、さまざまなポーズをとってくれた。
いやぁ、本当に楽しかったなぁ…。
今回収録された内容は、前述の通り、8月15日の「ラジオの虎」で配信予定。
とにかくもう、めちゃめちゃ最高に面白いので、絶対に聴いて欲しい。
ヤーレンズ好きのみならず、芸能ネタ好きのお笑いファンならば、絶対に楽しめ筈だ。
第三回の「久保田杯/芸能界クイズ王」開催も大いに期待。