餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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絶品餃子ここにあり!駅から20分歩く価値のある「菊亭@篠崎」に感動した夜

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最寄り駅は、都営新宿線の篠崎駅。

僕は、Googleマップの地図を頼りに店へ向かったが、もしもそれがなかったら不安に感じていたかもしれない。

いや。

それであっても、僕は、道すがら不安を覚えていた。

目指した店は、駅から1.4kmもある上、駅前通りを抜けるとすぐ、閑静な住宅街に入ってしまったからだ。

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駅からは、ほぼ一本道なので、迷いようがないのだけれど、あまりに寂しい道が続く。

本当に、この先に、目指す店があるのだろうか…?

今は、19時までに入店しなければ、ビールが飲めなくなってしまうため、僕は足を速めた。

本当にこの地図で合っているのか?店はあるのか?

そんな心配をし始めた頃…。

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あった!

1974年開業の町中華「菊亭」だ。

店名の上には、「皮から手造りの餃子」という文字。心が躍る。

創業45年を超える昭和の老舗だから、餃子を中心としたオーソドックスな中華料理の店なのかと思いきや…。

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入口の看板では、チリコンカンがデカデカとプッシュされていた。

シンガポールカレービーフンなどというメニューもあり、なかなかチャレンジングな店のようだ。

入店。

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テーブル席は常連客で埋まっていたけれど、幸い、カウンターは空いていたので、その隅に着席。

やおら、メニューを眺める。

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メニューの左端には、「皮から手造りの餃子」と大きく書かれている。

やはり、この店は餃子の店なのだ。

僕は、もちろんそれと瓶ビールを合わせて注文した。

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ビールには、ちょっとしたアテがついていた。

僕は、それをつまみにしながら、店内の掲示や厨房での調理風景などをつらつらと眺めていた。

店は、出前も行っているようで、ひっきりなしに電話が入っていた。厨房は大忙しだ。

そうこうしているうちに…。 

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「皮から手造り」餃子がやってきた!

焼き色の美しさに惚れ惚れする。

その具はパンパンに詰まっており、しかも、かなりのビッグサイズ。

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これで350円というのは、実に安い。僕は、ちょっと感動さえ覚えていた。

囓ってみよう。

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うぉぉぉぉー。

旨すぎる!

野菜のザクザク感をしっかり残した具。強烈なニンニクパンチ。カリカリでもちもちの皮。僕の「超ストライクゾーン」餃子だ。

この餃子の食べ方について、店のWebサイトには、このように案内されていた。

お酢=酸味と甘みが増します。

醤油=しょっぱさが増します。

ラー油=コクと辛みが増します。

自分のタレを探してみてください。

確かに、どんな調味料でもぴったり合う下味がついており、そのまま食べても十分に美味しかった。

そしてもちろん、ビールとの相性も抜群。

僕は、素晴らしい店に出会えた感激で、心が震えた。

篠崎までは、僕の家から電車で40分以上かかるし、駅からも20分歩く必要がある。

だから相当にハードルが高いのだけれど、それでも、遠征した甲斐があったと思える餃子だった。

僕は、出前やテイクアウトができる近所の人が最高に羨ましくなった。

それぐらい僕は、この餃子が気に入った。

折角1時間かけて遠征してきたのだから、もう1人前食べようかもと思ったが、僕は、あえて違う選択肢をとることにした。

(以下、続く。)


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