アシックスが、画期的な新サービスを開始する。
アシックスジャパンは、このたび、一般ランナーのパフォーマンス向上を目的に、さまざまなランニング体験が得られる新しいサービス「アシックスプレミアムランニングプログラム」を展開することになりました。
僕は、プレスリリースの記事と、 公式特設ページによる紹介を見て、「おおっ」と唸ってしまった。サービス内容が凄すぎるからだ。
募集要項は以下の通りとなっている。
参加費の165,000円は、一見高いように思えるが、以下のサービスを確認していただくと、「超絶的に安い」ことがわかる。
定員はたった30人なので、抽選になることは必至。
募集対象2番目の項目は、かなりハードルが高いのだけれど、1番目の項目を満たしていれば、応募はできるようだ。
まぁ、たとえ2番目の項目が必須であったにしても、「それを目標としている人」なので、意欲さえあれば大丈夫だと思う。
それでは、公式特設ページに掲載されている、サービス内容をご紹介させていただこう。
- 最新ランニングデバイス「モーションセンサー」の提供
- ASICS RUNNING LABの利用権(2回)
- オンラインイベントの実施
- ランニングコンシェルジュサービス
- 参加者限定バーチャルレース開催
- オススメランニングシューズの提供&レンタル
- ASICS施設を無料利用
- 「東京マラソン2021」の出走権がついてくる!
- まとめ&参加費用
最新ランニングデバイス「モーションセンサー」の提供
CASIO ×ASICS ランナー向けモーションセンサー CMT-S20R-AS
参加者には、「モーションセンサー」(14,080円)が無償提供される。
これは、アシックスがカシオ計算機と共同開発したウエアラブルデバイスで、今日、3月4日発売の新商品だ。
腰につけて走るだけでランニングフォームやペースの分析がなされ、この測定結果をもとに、ランニングコンシェルジュサービス(後述)でアドバイスを受けることができる。
ASICS RUNNING LABの利用権(2回)
参加期間中、 「ASICS RUNNING LAB」でのランニング能力測定(21,400円)を2回利用することができる。
これは、体格的な特徴や筋力、フォーム、持久力などの測定を行い、フルマラソンの予測タイムを算出。
測定結果を踏まえ、専門スタッフから個別アドバイスも提供される、大人気のプログラムだ。
オンラインイベントの実施
期間中、ZOOMを利用した、さまざまなオンラインイベントを開催。
アシックスのランニングコーチやトレーナーの他、特別講師として、川内優輝選手が出演、川内選手に直接質問できる回も予定されている。
ランニングコンシェルジュサービス
LINEのチャット機能を通じて、アシックスのランニングコーチやトレーナーなどのスペシャリストが、ランニングに関する悩みや疑問点を回答してくれるサービス。
前述、ASICS RUNNING LAB、MOTION SENSORでの測定結果や日々のトレーニング状況についてもアドバイスやサポートが受けられるようだ。
参加者限定バーチャルレース開催
プログラム参加者限定のバーチャルレースが毎月開催される。
4月、5月、6月は10km、9月にはハーフマラソンでの開催予定とのこと。
完走者には、ASICS直営店やオンラインストアで利用可能なOneASICSポイントも提供される。
オススメランニングシューズの提供&レンタル
アシックス直営店で、専用の3次元足形計測機による測定データやASICS RUNNING LABの測定結果をもとに、おすすめのモデルを店舗スタッフが提案。
好きなモデルを1足持ち帰ることができる。*1
また、これとは別途に、一定期間シューズをレンタル可能となっており、履き心地を試すことが可能。
ASICS施設を無料利用
期間中は、月4回まで、低酸素環境下トレーニング施設「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」の利用が可能。
また、ランステーション「アシックスラン東京丸の内」は、プログラム期間終了後の10/17まで、回数制限なしで利用できる。
ここまでの内容でも、十分利用価値のあるプログラムだと思うけれど、特設ページの最後に、とびきりの目玉特典が案内されていた。
「東京マラソン2021」の出走権がついてくる!
プログラム参加者には、今年10月17日に開催が予定されている「東京マラソン2021」の出走権が提供される。
東京マラソンの参加費用は別途支払う必要があるけれど、出走権が得られるならば、皆、喜んで払うだろう。
この出走権を得るためには、激しい抽選関門をくぐり抜けなければいけないからだ。
特に、「東京マラソン2021」は、「東京マラソン2020」(一般部門中止)参加者の移行がある*2ため、例年以上に超狭き門になる。
別途10万円以上を支払う必要があるチャリティランナー枠も、近年は瞬殺になっているから、この出走権は、本当に、本当に貴重。
東京マラソンの公式スポンサーである、ASICSだからこそ提供できる特典だ。
まとめ&参加費用
これまでの内容を整理してみると、以下のようになる。
- 「モーションセンサー」(14,080円)提供。
- 「ASICS RUNNING LAB」でのランニング能力測定(21,400円)の利用。
- 川内優輝選手も出演予定のオンラインイベント実施。
- ランニングコンシェルジュサービスの提供。
- 参加者限定バーチャルレースの開催。
- ASICSシューズの無料提供&レンタル。
- 「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」(月額22,000円)が、月4回まで無料利用可能。
- 月額5,400円かかる「アシックスラン東京丸の内」(月額5,400円)が、10/17まで無制限利用可能。
- 東京マラソン2021出走権の提供。
いやぁ、目がくらみそうなほど豪華な内容だ。
それでいて、参加費用が 165,000円(税込)なのだから、僕は、絶対にお得だと思っている。
元を取るためには、さまざまな施設や測定、サービスなどを「能動的に」「積極的に」利用していく必要はあるが、少しでも走りを極めたいと思っているランナーならば、あっという間にクリアできると思う。
何しろ、ASICSが、全力をあげてサポートしてくれる上、そのご褒美として(?)東京マランへの出走権までプレゼントしてくれるのだ。
本気で参加すれば、走力があがることは間違いないし、それでこの価格は、超絶的に安いと思う。