9月4日。待ちに待っていた日がやってきた。
ヤーレンズ単独ライブツアー2025「熱い胸さわぎ」の、東京追加公演開催日だ。
東京の本公演は、11月7日と8日に日経ホールで開催されることになっている。
僕は、この本公演抽選に外れ、失意の思いに沈んでいたのだけれど、追加公演に当選し、大興奮した記憶が甦る。
本公演よりも追加公演の方が先に開催されるのは、ちょっと不思議な感じがする。
ただ、実際は時期なんて関係なく、参加できるというだけで僥倖だ。
追加公演の会場となったのは、東京都北区の王子にある「北とぴあ」。
北区のシンボルタワーと言える複合文化施設で、タワー内には、大小8つものホールを有している。
入口の総合案内には、2Fの「さくらホール」でヤーレンズのツアーが行われる旨の告知がなされていた。
さくらホールは、8つのホールの中で最大の規模と設備を有している。
音響効果面でNHKの技術協力を得たハイグレードな大ホール。本格的なオーケストラ演奏やオペラ、歌舞伎、能、狂言、演劇、バレエなど、広くご利用いただけます。
客席 1300名(1階806席、2階494席)
なんと、1,300人ものキャパシティを有した巨大ホールなのである。
東京本公演会場の「日経ホール」は座席数が600程度なので、その2倍以上!という規模。
これだけのキャパシティがあって、しかも追加公演なのに抽選倍率は3倍以上だったとのこと。
僕は、今更ながらヤーレンズ人気の凄さを実感し、参加できた喜びを噛みしめた。
当日は、職場から退勤後、ダッシュで向かったため、開演(19時半)時間の40分前には到着。
入場もスムーズだった。
ホール内に入ると、ツアーポスターの横に、チケプラとTBSラジオ「ふらっと」からの花が飾られていた。
ホール内には、グッズ売場が設けられており、長い行列となっていた。
販売されていたグッズはこちら。
僕は、5月にオンライン販売でいくつかをゲットしており、会場限定のものがあれば購入予定だったのだけれど、それは見つからなかった。
ということで、行列から離脱。
ただ、オンラインでの購入は送料がバカ高い上に、一時的に品切れとなっていたりすることもある。
ツアー参加者ならば、会場で購入したほうがお得だと思う。
いざ、入場。
座席は9月1日まで発表されず、僕は「どうせ今回も後ろの方なんだろうなぁ…。」と思っていたのだけれど、なんと、僕に割り当てられた席は…。
最前列のど真ん中!
1,300人も入る会場で、こんな神席に当たるなんて。
公演中は、ヤーレンズの息遣いが聞こえてくるような至近距離での鑑賞となった。
この日は、同じ最前列で最後まで空席だった席があり、漫才中、その席のことが何度も話題にされた。
楢原さんは、何度もその空席を指さしてネタにしていたので、僕も、楢原さんの視界には入っているんだろうなぁと思い、なんだか焦ってしまった。(自意識過剰すぎw)
公演内容については、本当に、素晴らしいのひとこと。
ネタ7本のうち、2本で1時間が経過。
本来の残り時間は、あと30分だったので、どうなることかと思ったのだけれど、予定通り(?)大幅に延長。
9時に終了する筈だった公演は、30分以上オーバーし、120分超の至福イベントとなった。
さらに、それだけでは終わらないのがヤーレンズの素晴らしさ。
撮影OKタイムとなるエンディングが始まると、なぜか舞台には出井さんだけが登場。
あれ?楢原さんは?と思ったら、場内に大きなどよめきが渦巻いた。
なんと、楢原さんは、2F席の一番後ろから登場されたのだ。
そしてしばらくの間、2階席を巡り、写真撮影に応えてくださっていた。
その後、出井さんも1階の場内に降りてきてくださった。
1Fに出井さん、2Fに楢原さん。
超巨大なホールを、2人でくまなく練り歩き、写真撮影に応えて下さったのである。
この日の公演中に話題となったお子さんと、出井さんのツーショット撮影も。
お子さんも喜んでいたなぁ。
2人がステージ上に戻ってくださったころ、時刻はもう9時42分を過ぎていた。
観客席をバックに、ステージからの撮影タイム。
いやぁ、何から何まで素晴らしい、本当に最高の夜だったなぁ。