最近僕は、もっぱら断捨離を進めている。
捨てれば捨てるほどスッキリするし、精神も安定するので、プラス効果しかないと思っている。
しかし…。
ガジェット系だけは、どうにもこうにも捨てられなくて困ることが多い。
先週末、モバイル引き出しを整理していたら、これが出てきて、大いに悩んだ。
Canon IXY DIGITAL 200aだ。
発売は2002年。今を遡ること18年前。僕が初めて買ったデジタルカメラだった。
僕は当時、中田英寿のCMを見て「ビビッ」ときて、購入を決意。
とにかく格好よかったし、なんといっても質感が最高で、猛烈に惚れまくったことを思い出す。
しかし、もう10年以上は間違いなく使っていないし、普通に考えれば断捨離対象。
15年間書き続けている、このブログ*1でも、ネタにしたことはなかったよなぁ、と思っていたら…。
2006年に、1回だけ書いていた。
ただ、この時のエントリーで既に「普段はあまり使っていない予備のデジカメ」と書いているぐらいだから、その歴史は相当なものだ。
僕は、そんなエントリーを懐かしく読みながら、これで、記憶を封印するつもりだった。
どう考えてもバッテリは死んでいるだろうし、実用性は皆無。
となると、やっぱりこれは断捨離対象だろうと思ったのだ。
しかし、モバイル引き出しを整理した際、バッテリチャージャも一緒に発見したため、少しだけ逡巡。
これを使って、《ダメ元》で充電をしてみようと考えた。
すると…。
おぉぉ、まだ充電できる!
充電完了後、バッテリをIXYに入れて、スイッチオン。
ちゃんと起動した!
掌で掴むと、その筐体はずっしりと重たく、存在感が半端じゃないIXY DIGITAL 200a。
僕は、久しぶりにそれを握りしめていたら、「やっぱりこれは捨てられない」と思い、とりあえずは、実用性を確認してみることにした。
まずは、僕の主食である「東亭の餃子」写真を撮影。
うーん、かなり微妙…。
ちなみに、iPhone SEで撮った写真はこれ。
勝負になってないw
夜明けランでの写真でも、その差はさらに明白。
IXY DIGITAL 200aで撮影。何がなんだかよくわからない。
iPhone SEだとこんな感じ。
iPhone SEは、決して夜景に強いスマホとは言えないが、それでも、IXY DIGITAL 200aとの差は歴然だ。
ということで、実用的にはやっぱり厳しいかなぁと思いつつ、通勤時にも1枚撮ってみたら…。
こんな感じの写真が撮れた。
明るい場所での撮影ならば、まぁ、それなりに悪くない。ブログに載せるぐらいなら、十分とも言える。
ということで、現役続行を決定。今週末も、ちょっといろいろ撮ってみることにしよう。
*1:前身である「言い捨ての小部屋」(はてなダイアリー)時代を含む。