餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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プレガバリンで意識朦朧…。

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たった75mgの錠剤ひとつで、折角の休日が台無しになってしまった。

今回は、そんな話を書く。

昨日、僕は近所の整形外科医に行った。

診察を受けに行った理由は2つ。

座骨神経痛に伴い処方してもらっている湿布薬(気休めにしかならないけど)が切れたこと。

そして、いつまで経っても良くならない、痛みの現状を訴える為だ。

この整形外科では、リハビリ治療も行って貰っているのだけれど、2週間に1回しか予約がとれない上、やる気のない理学療法士の施術で、全く効いている気がしなかった。

僕がそのことを(言葉を濁して)訴えると、先生は、「リハビリの担当を変えてみるという手もありますが…、もう少し様子を見ましょう」と言った。

僕はちょっと落胆したが、先生はその後にこう続けた。

「痛みが治まらないということですので…もうひとつ薬を処方しておきます。」「座骨神経痛用によく効く薬で、広く使われているものです。」「ロキソニンのような痛み止めではなく、根本から痛みを抑えてくれる薬です。」

なんだ、そんな薬があるのか。

だったら最初から出してくれればいいのに…とも思ったが、僕は、「これで良くなれば御の字じゃないか」と思い直した。

その薬とは…。

これ。

プレガバリンという薬だった。

薬局でもらった説明書にも、「痛みを和らげる作用があります。」と書いてある。

注意書きには、「めまい、眠気、意識がなくなるなどの症状があらわれることがあります」と書かれていたが、これは、風邪薬などでも見かける文言。

だから僕は、それほど気にしてはいなかった。

薬剤師からも特に注意はなく、「この薬は寝る前に1錠飲んでください。」と言われただけだったので、僕は、その指示に従い、昨晩これを飲んだ。

そして…。

地獄を味わうことになった。

1時間おきぐらいに目が覚め、世界がぐるぐる回っているような、激しい目眩に襲われたのだ。

僕はもともと不眠症気味なので、深夜の中途覚醒はよくあることなのだけれど、それとは全く気分が異なっていた。

いつも、中途覚醒する際は、それなりに目が冴えている。*1

しかし今日は、意識が朦朧として、吐き気まで覚えるほどだった。

結局また、ベッドに倒れ込んで眠るのだけれど…1時間後ぐらいに覚醒。

猛烈な気分の悪さを味わった後、昏倒。

その後も、「覚醒→昏倒」を繰り替えしながら夜が明けた。

朝になっても症状は治まらず、午前中いっぱい、そのリフレインが続いた。

僕は、この症状が起きた当初は「新しい薬のせい」だと思っていたものの、ここまで治まらないと、「悪い病気にかかってしまったのかも」という心配まで生じてきたほど。

しかし、それは杞憂に終わった。

昼過ぎになると、明らかに気分が回復してきたからだ。

目眩や吐き気が収まり、ようやくまともに頭が動くようになってきたので、こうやって、憂さ晴らしのエントリーを書いている。(誰得)

昨晩、医者から処方してもらったプレガバリンという薬について、ネットで情報を収集してみると、衝撃的な事実が発覚。

「プレガバリンは、リリカの一般名称」ということだった。

だから何なんだ、と言われそうだけれど、僕にとっては大きな意味がある。

リリカという薬には苦い思い出があるからだ。

6年前、今回と同じように、整形外科医から痛み止めとして処方されたが、それを飲んだ翌日、目眩で終日苦しんだのである。

僕はそのことをすっかり忘れていたが、もしも今回処方された薬が「リリカ」であれば、あの時の悪夢を思い出して、飲まずに済んでいた筈。

そうでなくとも、「リリカ=プレガバリン」だとわかっていれば、決して飲むことはなかった。

根本的に、この薬は、僕の体質に合わないのだ。

勘のいい人ならば、昨日、先生からこの薬の説明を聞いているときに、リリカの効用との類似に気がついて、質問していたかもしれない。

もしもそうしていれば、こんな羽目には陥らずに済んだのになぁ…。

しかし、今更そんなことを嘆いても、後の祭りだ。

僕が失った貴重な時間は戻ってこない。

6年前より目眩の症状が悪化したのは、その分、僕が加齢したせいだろう。

三連休の中日。

貴重な休日を棒に振って、僕は猛烈に落ち込んでいる。

*1:それはそれで問題なのだけれど、意識朦朧よりは断然マシ。


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