餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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2022 TCS NYC Marathon Opening Ceremony Photo Report

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11月4日。ニューヨークシティマラソン(NYCM)2022の前々日。

マンハッタンのセントラルパークに、世界各国のランナーたちが大集合した。

オープニングセレモニーに出席するためだ。

TCSNYCM22_Map_MOC_M_OLcm22_map_moc_m_ol.pdf

このイベントは、各国のランナーたちが、それぞれの国名のプラカードを先頭に、パレードをするもの。

わずか数十メートルを歩くだけなのだけれど、その場所は、NYCMのフィニッシュ地点であり、観客席には大観衆もいるし、テレビでのリアルタイム放映もされる。

実に感動的なイベントなのである。

僕は今年、僥倖にもこのイベントに参加することができたので、ご報告させていただこう。

各国のランナーたちは、さまざまな民族衣装に身を包んでおり、実に気合が入っている。

50カ国以上のランナーたちが参加していたのではないかと思う。圧巻だ。

パレードは、オリンピックの入場行進さながらに、国別に、プラカードを持って歩いて行く。

行進の順番は、国名のアルファベット順なので、僕らJapanの前を歩くのは、Jamaicaの選手団だった。

パレード前に記念写真を撮らせていただいた。

流石陽気なラテン系の国。派手な色味がいいし、服装も統一感があって素晴らしい。

僕ら日本はというと…。

バラバラw

まぁ、でも、白地に赤の国旗は目立つから、それでアピールするしかないかなぁ…。

各国の参加人数は様々で、数十人規模で派手派手しく参加している国もあれば、たった1人という国もある。

鳴り物を用意している国も多数あって、それらの国は大いに盛り上がっていた。

僕ら日本は…というと、この写真を撮った後に数人のメンバーが加わったが、皆(ほぼ)初対面だったし、年齢もまちまちで、統一感は希薄だった。

僕は、これで沿道からの声援をもらえるのだろうか…という危惧を抱いたが、しかし、集まったメンバーで何とか盛り上げるしかない。

いよいよ、日本の順番が近づいてきた。

パレードのスタート地点には、選手たちに笑顔を振りまく、リアル自由の女神が降臨。

何か台の上にでも乗っているのかと思ったら…。

めちゃめちゃ長足だったw

かなり安定しないだろうから、歩くのは無理…と思っていたが、それが大きな誤解だったことに、僕は、後で気がつくことになる。

そんなリアル自由の女神を見ながら、いざ、パレードのスタート地点に向かう直前。

沿道から、強力な助っ人が乱入してきた。

地元の「ニューヨーク太鼓愛好会」メンバーが加わってくださったのだ。

いやぁ、もう、最高。

鉦や太鼓に包まれながらパレードすると、沿道からは大声援の嵐。

「ニューヨーク太鼓愛好会」の皆さんは、NYCMの当日も、サウスブロンクスの沿道でも、お囃子で応援をしてくださり、大いに力になった。

30km地点過ぎの、僕にとっては最も苦しいところだっただけに尚更。

感謝、感謝だ。

パレードを行ったのは、わずか数分のことだったけれど、僕にとっては一生忘れられない思い出になった。

僕らのパレード終了後は、沿道に設置されていたテレビで、その後の国が入ってくるのを眺めていた。

一番盛り上がったのは、もちろんUnited Statesの選手団で、その先頭には…。

リアル自由の女神が、悠然と闊歩していた。いやぁ、素晴らしい。

全ての国のパレードが終了すると、日はすっかり落ちて、花火が上がった。

僕はそれを、iPhone SE(第2世代)のカメラで撮ってみた。

以前のエントリーでもご紹介しているが、ここにも再掲させていただこう。

iPhone SE(第2世代)のカメラは非力だから、これが限界だけれど、まぁ、雰囲気は伝わっているんじゃないかと思う。


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