餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「iPad Pro」落下事故…。

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横浜港でのランを終えた後、僕は、ちょっと急いでいた。

衣類などでパンパンになったバッグに、iPad Proを無理矢理詰め込み、次の目的地に向かって走っていた。

今から考えれば、別に、走らなくてもよかった話。

単に、僕の乗る電車が1本遅れるだけのこと。それでも、次の予定にはぎりぎり間に合う。

いや。たとえ遅れたとしても、それで世界が変わるわけじゃない。

だから僕は、走るべきではなかったのだ。

しかし、その時の僕は、何かに取り憑かれたように急いでいた。

背中でバックパックが揺れるので、走りにくいなぁと思いながら、でも、止まらなかった。

そして、突然、悲劇が起こる。

バタン

というもの凄い音が、僕の後ろで響いたのだ。

慌てて振り返ると、なんと、僕のiPad Proがアスファルトの上に落ちていた。

僕は、なぜなんだ!と思った。iPad Proは、バックに入れていた筈。それなのに、なぜ、と思った。

そして、その理由はすぐに判明した。

バックパックはパンパンに詰め込まれていたため、走っている間の衝撃で、少しずつファスナーが開き、半開きになっていたのだ。

走っている間、僕が背中に感じた違和感は、そのためだった。

しかし僕は、それに気がつかずに走り続けたため、最後にバックパックへ詰め込んだiPad Proがバックから飛び出して、アスファルトに叩きつけられた、ということになる。

不幸中の幸いだったのは…。

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ESR iPad Pro 11 ケース 2018年モデル [第2世代Apple Pencilワイヤレス充電対応]

このケースを装着していたこと。

Apple Pencilフォルダもついている、とても便利なケースだが、落下の衝撃で、Apple Pencilもケースから外れて投げ出されてしまっていた。

Pencilという名前ではあるが、1万円以上もする電子機器なので、僕は、その破損も、一瞬頭によぎった。

ただ、何はともあれ、本体の損傷が心配だ。

僕は、電車に乗って、席に座ったあと、ケースから本体を取り出して確認した。

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液晶も…。

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背面も、一応無傷に見える。

助かったか!と、僕は一瞬思ったのだけれど、世の中そんなに甘くなかった。

筐体を細かく確かめてみると…。

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底部のカドに大きな傷がついてしまっている…。

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反対の側面にも、僅かな傷が発生した。

Apple Pencilも含め、動作には問題が生じていないようだし、バタンと落下させたことを考えれば、これだけで済んだことを喜ぶべきかもしれない。

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ケースの該当部分には、大きな凹みができている。

ケースは、落下の衝撃を緩めてくれる役割も果たしていた筈だから、それを含めて考えれば、「救われた」と考えるのが自然だろう。

プラス志向の人であれば、きっと、そう考える。

しかし僕は、マイナス思考の人間だから、「iPadをしっかりバッグの奥に詰めていれば…」「あの時走らなければ…。」と思ってしまうのだ。

あぁ。


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