どう考えても天気がおかしい。
連日、未明から激しい雷雨が続いている。いったん止んだと思っても、突然、また降り出してくる。
雷は夏の風物詩だけれど、僕が子供の頃は、決まって夕方にやってきた記憶がある。それが今や、朝、昼、晩。片時も油断ができない天候だ。
「夕立」という、素敵な響きの大和言葉、夏の季語が、今や死語になりつつあり、「ゲリラ豪雨」などという、忌まわしい名称にとってかわってしまっている。
これはもう、完全にスコールじゃないか。いつから日本は熱帯地方になってしまったのだろう。
今日の午前3時50分。
僕がそろそろ走り始めようかと思っていた時間の、関東地方の雨雲状況だ。赤い部分は激しい雨。
最近は、家を出る前に、これを確認しないと、夜明けランに出られないような状況になっている。
以前から何度か書いているのだけれど、僕は、この時期、雨の中を走るのは嫌いじゃない。雨粒が心地良くて、涼しく感じるからだ。
そう。まさにシャワーラン。
スーツ姿だと、少し歩いただけでも嫌になるが、ランニングスタイルならば、雨は最高の季節なのだ。
しかし…。
それも、ある程度予測できる場合に限る。まさにゲリラ的に、いきなり降ってこられると、ずぶ濡れになってしまう。
最近は、自家製ポンチョ*1を携帯して走るようには心がけているけれど、忘れてしまう時もあるし、あまりにも凄い雨になってしまうと、それでも凌げない場合がある。
今日は、それほど凄い雨ではなかったし、走っているうちに止んだので問題なかったのだけれど、止んだら止んだで、今度はいきなり蒸し暑くなってきた。
この蒸し暑さが、ランニングにはたまらなく不快。雨粒の刺激が心地良かっただけに、尚更気持ち悪く感じるし、ポンチョが今度は邪魔になる。
ゲリラ豪雨現象が起きると、こういった変化が急激なのも大きな特徴。
いやはや、本当に憂鬱だ。
*1:透明ゴミ袋を切って、首と手を通せるようにしたものw