怖かった。
昨晩、関東地方で発生した、この地震の恐怖だ。
地震の規模を示すマグニチュードは、5.5。最大震度は5弱なので、熊本の大地震に比べれば、規模は小さい。
僕の住んでいる東京地方は、震度3。決して、怯えるような揺れではない筈なのだけれど…しかし、とても怖かった。
昨日は、朝6時から、ハードな現場作業があり、ヘトヘトに疲れて帰宅。久しぶりに、家でゆっくり過ごす平日の夜だったから、尚更。
時は、午後9時20分過ぎ。
一瞬、地鳴りのような音が響き、僕は、すわ、大地震か。と、身構えた。そして、やってきた横揺れ。大きい!
揺れはだんだんと激しくなってくるような雰囲気で、恐怖を感じていた時に、スマートフォンから、緊急地震速報の音が響く。
独特の警報とともに、「地震です。」「地震です。」と告げていた。
緊急地震速報について、地震が発生した後に鳴ることが多いため、不要だとか、不安を煽るだけ、とかいう声もある。しかし、僕はそうは思わない。
いざ地震が発生した時、震源地や規模についての情報をしっかり知っておくことは、大切だと考えているからだ。
僕は慌てて、BlackBerryを確認。これは、docomo契約の端末であり、過去にもエリアメール(緊急地震速報)を受信しているので、今回もちゃんと受信できていた。
だから、これは当然の結果なのだけれど、同じ情報が、iPhone SEにおいても流れていて、僕は大いに安心した。
僕のiPhone SEは、SIMフリー版。携帯キャリアの制約はしておらず、格安SIMと呼ばれる、MVNOのIIJ Mio SIMを挿して運用している。
だから、エリアメールは受け取れるのだろうか?と危惧していたところもあったのだ。
しかし…。
しっかりと受信できている。
IIJ Mioは、MVNOの中でも老舗であり、安心できるブランド。だから、こういった対応もしっかりとられているのだろう。
全てのMVNO SIM&SIMフリー端末で、緊急地震速報が受け取れるかどうかはよくわからない。
しかし、携帯キャリアと契約しなくても、緊急地震速報が受け取れる「システム」になっていることは明確。だから、たぶん、他のMVNO SIM&SIMフリー端末の組み合わせでも、大丈夫なんじゃないかと思う。
地震の後は、さまざまな情報を入手しておくことが重要になる。余震などで、再び地震が起きる可能性もある。そんな時、iPhoneは、大事な情報源。
今回、SIM フリーのiPhoneであっても、緊急地震速報を受け取れることがわかったのは、大きな収穫だ。