毎月25日は、「SFマガジン」「ミステリマガジン」の発売日。
だから僕は、退勤後、大手書店に寄って購入するのを楽しみにしているのだけれど、昨日は、それ以上に期待していることがあった。
僕がこよなく尊敬してやまない筒井康隆先生の最新刊、「創作の極意と掟」が並んでいると思ったからだ。
この本の発売日は2月27日と告知されていたが、取次搬入は2月25日とのことだったので、都内の大手書店ならば、取次搬入日当日の夕方以降に並ぶのが常。
だから、きっと入手できる筈だと。
果たして、その読みは正しかった。
僕が心待ちにしていた本は、店舗1Fメインの新刊・話題書コーナーに並んで輝いていた。
しかも、それだけではなく…。
文芸書のコーナーでも…。
筒井先生著作の書棚にもしっかり平積み。流石はジュンク堂書店だなぁ、と思った。
もちろん、即ゲット。
オビの惹句に「『文学部唯野教授』実践篇」とあったので、久しぶりに文学部唯野教授を再読したくなった。
単行本発売時、ベストセラーになった本で関連書まで出た。「サブテキスト」の他に「女性問答」というものまであったほど*1だ。
講談社のWebサイトでは、「創作の極意と掟」刊行記念の特別Webサイトまで出来ていた。いやはや、素晴らしい。
この本について、書きたいことは沢山あるのだけれど、とある理由があって、今は控えておく。あらためて、じっくりレポートさせていただくことにしたい。
まずは、ゲットできた感動に浸るばかり。目次を眺めているだけでも、実にワクワクする本だ。
*1:僕は単行本バージョンも、「女性問答」ももちろん持っているが、実家に残してきてしまっていたようだ。痛恨。