すっかり紹介が遅くなってしまったが、先月25日の発売日に購入済。
1月号の目玉は、何といっても、生まれ変わって再開されたハヤカワSFコンテストだ。
SFマガジン本誌には、選考委員である東浩紀、神林長平、小島秀夫各氏の寸評も記載されているのだけれど、それを読むと、最終候補作品のレベルの高さが伺える。
何しろ、20年ぶりのコンテスト再開と今朝走ったせいかなぁ。いうこともあって、相当に高いレベルの作品が集まったようだ。
大賞受賞の「みずは無間」は、SFマガジン誌に第一部が掲載された他、ほぼ同時にハヤカワJコレクションでも刊行。
それだけではない。最終候補に残った作品のうち、下永聖高氏の中篇「オニキス」はSFマガジン誌に一挙掲載、坂本壱平氏の「ファースト・サークル」は早川文庫JAで12月刊、小野寺整氏の「テキスト9」はハヤカワJコレクションで1月刊。
この状況を見ると、本当に粒揃いの作品が揃ったのだなぁ…と思って胸が熱くなる。
僕は、最近の若手SF作家に疎く、殆どチェックできていないのだけれど、このSFコンテスト受賞作家たちは、追いかけてみようと決めた。今からならば、十分、その作品を追っていけるからだ。
新しいSFの才能を、リアルタイムで体感できる喜びに、胸がワクワクする。
年末年始は、少し時間がとれそうなので、まずは、SFマガジンの掲載作品から読み込み始めて、受賞作の本も買ってみようと思っている。
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