餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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神対応のNikeサポートまで旅立っていったFuelBand(後編)

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想像以上のスピード回答だった。
最初の連絡メールには、「確認、回答には2週間程度時間がかかる可能性もある」と記載されていたが、これまでの対応ぶりから、早めに返信は来ると思っていた。しかし、その想定をも遙かに超える早さ。
僕がナイキジャパンのお客様相談室宛に着払いで商品を送付したのは6月19日の夜。到着は、6月の20日だった筈だ。そして6月21日の昼間には、返信メールが来た。状況の再確認メールなどであれば、そのスピードでも驚かないが、ナイキとしての最終判断、「返金」回答が記載されていて、このスピードだから驚いた。
いやはや素晴らしい。そして、その内容についても申し分なかった。

早速ですが、商品を拝見させて頂きました。ご指摘の現象を確認後、弊社にて復旧作業をおこないましたが改善されませんでした。
つきましては、ナイキジャパン未展開の商品の為、商品単価でのご返金にてご対応を致したく存じます。
※ご返金額:14,570 円 (商品単価149ドル×97.78円)

ナイキジャパン未展開商品」だから、現品交換などの対応はとれないようだ。しかし、普通の企業なら、ここまでの対応で終わるような気がする。
日本で発売していない商品を、平行輸入品で勝手に買っているわけだから、たとえ故障しようと、「自己責任」にされてしまうのが普通だ。
しかし、ナイキジャパンは違った。何と言う対応だろう。これが真のグローバル企業ということか。恐れ入った。
「振込み手数料を差し引いて入金」などというケチなことを言わないのも素晴らしい。

尚、弊社の都合で大変恐縮ですが、返金日につきましては別途ご連絡を致します。また、お預かりしております商品につきましては弊社にて廃棄処分させて頂きます。

こんなことで恐縮されると、こちらも恐縮してしまう。
返金してもらえるだけで有り難いので、時期などは問わない。ただ、これまでの対応から言って、おそらくそれほど待たされることはないと思う。
もちろん、故障しないにこしたことはないのだけれど、もしも故障したとしても、これだけ手厚い対応をして貰えるとなれば安心だ。並行輸入品でさえこれだけの対応なのだから、早く日本で正式に発売になって欲しいなぁと願うばかり。
ひとつ気になることがある。
現品修理、交換ではなく、返金ばかりしていたら、その返金額を流用して、FuelBandからJawbone UPに流れてしまう人も出てしまうのではなかろうか。返金される金額は、UPを買っても、まだおつりがくるような額だから。
僕は既にUPを持っているが、UPにも今後どんなことがあるかわからないから、返金額をUPの「予備品代」にあてるという手もあった。UPにはさまざまなカラーバリエーションがあるので、それを楽しむという手も。
しかし、僕は、そうするつもりはまったくなかった。ここまで神対応をしてもらったナイキジャパンを裏切る気持ちにはなれなかったし、そもそも「片翼」状態の左腕がそれを許さないだろうから。
返金額の振込み日は先になったとしても、振り込んでもらえることが確定した以上、僕の打つ手はたったひとつ。
ということで、僕はメールを受け取るや否や、次のアクションを起こした。
(以下、続く)
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