餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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有馬記念

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毎年、有馬記念が終わると、今年も終わってしまうんだなぁという思いがある。曜日の並びによって、22日頃に実施されてしまう年もあり、そうなると、クリスマスでさえも何だか違和感を感じてしまったりするのだけれど、今年は年の瀬開催。1週間後の日曜日には、もう新年開催となり、競馬の途切れる週がない。ということで、何だか気ぜわしいのだけれど、それでも1年の締めくくりであることは事実なので、何とか当てて、いい新年を迎えたい。
折角のドリームレースなのに、ファン投票1位馬の女傑ウオッカや、ディープスカイ、オウケンブルースリといった3歳クラシックホースが出てこないのはとても残念に思う。しかし、昨年の1,2着馬であるマツリダゴッホ、ダイワスカーレットは満を持して参戦。ジャパンカップであっと云わせたスクリーンヒーローも登場で、メンバーは揃った。素直に考えれば、軸はこの3頭から選ぶところだろう。しかし、それぞれに重箱の隅的死角もある(ような気がする)ので、この3頭「だけ」では決まらないとみた。ということで、この3頭に割って入れそうな馬から勝負したい。
本命はカワカミプリンセス。
エリザベス女王杯であっけなく負けてしまったことにより、すっかり影が薄くなってしまったけれど、この馬の最大目標は、むしろこのレースだったのではないか。中間の猛調教をみると、それも考えられそうな気がしている。今年、「空き巣」のエリ女で勝ったとしても、誰も、カワカミプリンセスが最強の女王だとは思わないだろう。しかし、ここでダイワスカーレットを破れば話は別。陣営の狙いはそこにあったと僕は見た。
この馬は、瞬発力よりも持久力系の馬だから、切れ味勝負になりにくい有馬の舞台は合う。また、激しいレースになるほど力を発揮できるタイプなので、牡馬混合のG1は向いている筈だ。まだ完調にはほど遠かった去年の宝塚記念。先行馬総崩れの展開になり、4角で先頭に立たされてしまう苦しい状況ながら、6着に粘った脚をみて、この馬の底力を認識した。体調が戻っていれば、あれ以上のレースは絶対にできる筈だし、今回は枠も絶好。
「土曜重賞の魔術師」ノリが、昨日、あまりにも鮮やかに勝ってしまったため、いったんは、今日来る印象がなくなってしまったのだけれど、id:TamTamさんからのご指摘もあり、思い直した。折角の有馬記念だ。雑念を振り払い、好きな馬、好きな騎手から応援しよう。今年のノリはひと味違う。昨日のエントリーでは、「来年こそはG1奪取を…」などと書いてしまったけれど、今年、この馬で達成してくれれば、もちろん申し分ない。ただ、ここで2着、3着というのがノリらしいような気もするけれど(^^;
対抗はマツリダゴッホ。前走のJCでは、中山専用馬、左回り不得手の雑音を跳ね返して、4着と好走。パワーアップしたという見方もあるのだろうけれど、適性条件外の激走が、馬体に響いていると云うことはないだろうか。その点が僅かに心配なので、若干評価を落とした。ただ、天皇賞をパスしていることから、このレースが最大目標だったという狙いは明らかで、中間の状況からも、不安は感じられない。
3番手にはスクリーンヒーロー。未だにフロック視されているところもあるけれど、まぐれで勝てるほど、JCは甘くない筈だ。ここはすっかり本格化と考えた方がいいだろう。乗りに乗ったグラスワンダー産駒であり、東京よりもむしろ中山の方が向くし、鞍上も最高。
ダイワスカーレットは僕の天敵で、本音を言うと切りたかった。「天皇賞激走の反動」があり得る上に、「微妙に長い2500メートル」で、昨年より2kg増の斤量を背負って、マツリダゴッホを逆転できるとは思えないからだ。しかも、不利な外枠。ただ、この馬は、これまでそういったビハインドを跳ね返し続けてきた。勝つ気はしないのだけれど、大負けのイメージも浮かばない以上、やっぱり切れない。泣く泣く押さえる。
以上4頭の競馬だと思うけれど、もう1頭選ぶなら、エアシェイディ。ただ、馬券を買うにあたって悩ましい点がひとつ。ここのところの後藤のコメントを読むと、レース前におしっこをするかどうかが好不調の目安になっている*1ようなのだ。しかし、レース前におしっこをしたかしないかなんて、関係者しかわからないじゃないか!
ということで、おしっこの有無がレース前にわからない以上、強くは推せないのである。後藤、レース前に何とか教えてくれw
馬券は、◎の単。1頭軸マルチ3連単で勝負。
◎カワカミプリンセス
○マツリダゴッホ
▲スクリーンヒーロー
△ダイワスカーレット、エアシェイディ

*1:オールカマー5着後コメント「このところずっとレース前におしっこをしていたんだけど、今日は出なかった。そのせいか緊張がほぐれなくて小さなフォームで走ってしまって。」
天皇賞5着後コメント「今日は厩舎とゲート裏でちゃんとオシッコをしたし、今まで見たことがないくらい落ち着いていた。道中は力みもなくいい感じで走っていた。負けはしたが、最高の競馬だった。この相手に食らいついているんだから、この馬も本当に力がある。」


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