餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

《回顧》エリザベス女王杯

スポンサーリンク

これぞ名手ルメールの腕!
リトルアマポーラ、あっと驚く先行策で、女王に輝く。

馬名 性齢 騎手 タイム 着差 人気
リトルアマポーラ 牝3 ルメール 2.12.1 4
カワカミプリンセス 牝5 横山典弘 2.12.3 1 1/2 1
ベッラレイア 牝4 秋山真一郎 2.12.4 3/4 2
レースは、あっと驚く展開で始まった。
ポルトフィーノ=武豊の落馬である。これにより、カラ馬がレースを引っ張る形になった。序盤、内からするすると抜けていくカラ馬。向こう正面で先頭を走るカラ馬。最後の直線で大外から内に切れ込んでくるカラ馬。どんなシーンをとってみても、他の騎手たちに、少なからず心理的・展開的な影響を与えていたように思う。何しろ、騎手が乗っていないのだから、どういった動きをするか予測がつかない。その分、気を遣って乗る必要があるからだ。
そんな中、魔術師ルメールは、リトルアマポーラであっと驚く先行策をとった。追い込み届かずのレースを繰り返してきた馬が、ルメールの手綱で輝く。最後直線で先頭に立つや、カラ馬が詰め寄ってきても慌てず騒がず。堂々とトップで駆け抜けた。カラ馬が、むしろ、いい併せ馬となったような形だ。
後ろをいくカワカミプリンセス横山典弘は、正攻法でこれを追ったが、ギアがかかったところで、カラ馬が切れ込んできたため、少し追いにくそうだったように見える。ただ、2年前のカワカミプリンセスであれば、それでも突き抜けていた筈で、やはり、底力が若干翳ってしまったようにも思えた。
それでも、後ろから来るベッラレイアはねじ伏せているので、今回は、ルメールの頭脳にやられた感。僕は、有馬記念でハーツクライを先行させ、ディープインパクトを封じたあのレースを思い出した。
(蛇足)
この組み合わせで3連単が万馬券になるとは思わなかった。僕は今回4頭しか指名しておらず、印的には十分買えた。買えたなぁ。うーん、悔しい。ノリの2着力を甘く見て、1着固定にこだわったばかりに…。


マラソン・ジョギングランキングへ