餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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大阪杯

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並み居る牡馬のG1ホースを押しのけて、ダイワスカーレットが1番人気を背負った。単勝は、もしかすると1倍台まで落ちるかもしれない。確かに、堅実な馬柱を見ると、最も信頼できそうな馬に見える。56kgという斤量も、「一見」有利だ。しかし、僕はここに罠が潜んでいるような気がして仕方がない。
ダイワスカーレットには、去年1年逆らい続けて痛い目に遭っているのだけれど、今回は、その借りを一気に返してもらうチャンスだ。(と言いながら、またしっぺ返しを食らうのがお約束だったりするのだけれど…)
冷静に考えてみよう。女傑エアグルーヴは、かつて、このレースで57kgを背負い、牡馬を一蹴した。その点から考えると、ダイワスカーレットの56kgは、かなり魅力的に映る。しかし、本当にそうだろうか。
エアグルーヴは、このレースに臨む前、秋の王道G1路線に参戦。牡馬相手に、56kgで天皇賞を制覇、続くJCも2着、有馬記念3着という堂々たる実績があった。いわば、牡馬相手の実績に裏打ちされた貫禄の大阪杯57kgだったのだ。
しかしダイワスカーレットは。有馬記念2着はあるものの、5番人気53kgの気楽な立場が功を奏した点は否めず、3歳だった点を考慮しても、かなり恵まれたことは間違いない。あれからわずか3ヶ月強しかたっていないのに、いきなり初斤量の56kgは苦しい。牝馬相手ならそれでも通用するかもしれないが、牡馬の一線級相手に、1番人気56kgで押し切れるほど、抜けた馬ではないと思う。中間一頓挫あったし、アンカツの神通力も昨秋に比べて翳っている。流石に消しとはいかないけれど、消えてくれると嬉しい1頭。
本命はドリームパスポート。斤量の有利さで言うなら、ダイワスカーレットより断然この馬だ。
G1勝ちこそないものの、2着は3回あって、その中には、「別枠」ディープインパクトと0.3秒差のJCも含まれている。メイショウサムソンにも勝ち越しており、実績的には、このメンバーに入っても決して見劣らない。それでいて57kgなのだから、相対的には非常に有利だと思う。
昨秋の復帰後は、かつての切れも影を潜めている感があるし、転厩のドタバタもあった。しかし、今年負けた2戦でも、着順、タイムを微妙に詰めており*1復調気配だ。それでいて人気は下降しているのだから、ここは絶好の狙い目とみた。先週、ドバイを皮切りに爆発したフジキセキの血。まだあれから1週しかたっていないのだから、未だその勢いが残っていると信じたい。先行馬が揃って、激しい流れが予想される展開も魅力。松岡よ、じっと我慢で、4角大外から突き抜けて来い!
対抗はアドマイヤメイン。ヴィクトリーが控えるという噂があるので、おそらくこの馬が楽にハナを切れるのではなかろうか。前走こそ大敗しているが、前々走のディセンバーSで、ヨイチサウスとともにガンガンやり合いながら4着に残った内容が秀逸。阪神2000メートルは、重賞の毎日杯で圧勝した舞台でもあり、ここまで舐められるならば、十分に狙い目は立つと思う。
以下、メイショウサムソン、ダイワスカーレット、アサクサキングスのG1トリオ。前哨戦ハンター池添の無欲な追い込みが不気味な、サンライズマックスまで。
馬券は◎1頭軸馬単マルチ○▲△△△10点と、3連単1頭軸60点で強気に勝負。
◎ドリームパスポート
○アドマイヤメイン
▲メイショウサムソン
△ダイワスカーレット
△アサクサキングス
△サンライズマックス
ダービー卿チャレンジトロフィーは、サイレントプライド軸。こういった人気先行馬が、人気の呪縛から解き放たれた時の鞍上ノリは恐い。「落馬事故の鬱憤晴らし」&「息子の競馬学校入学祝い」も含めて燃えている筈だ。

*1:AJC杯0.3秒差5着→京都記念0.2秒差4着


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