餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

天皇賞(秋)

スポンサーリンク

実に豪華なメンバーが揃った。
メイショウサムソンが間に合わなかったのは残念だけれど、それでも、出走全馬が重賞勝ち馬で、G1馬も5頭。そんなメンバーでありながら、人気は3頭に集中した。
何と言っても、ウオッカ。衝撃のダービー制覇以降、尻つぼみの感があったけれど、今年の春から復活。牡馬相手の安田記念を完勝、前哨戦の毎日王冠も57kgを背負って2着なら十分。
対するダイワスカーレット。牝馬G1を3勝、有馬記念でも2着の女傑だ。G1での対ウオッカは、3戦すべて先着している。
そしてディープスカイ。ダービー馬であり、マイル王。格の違いで押し切れた感もある菊花賞を捨て、適性重視で、あえて強敵相手にぶつけてきた姿勢は買える。
格上の3頭が、定量56kgで出走できるのだから、黙って3頭だけ買えばよい…と思えないのは、天邪鬼である僕の性分。(だから当たらないんだw!)
ということで、あえて3強の死角を上げてみる。
ウオッカの死角は武豊。稀代の日本一ジョッキーに対して失礼かもしれないが、今年の重賞成績だけみると、どうにも勝負弱さだけが浮き彫りになる。加えてウオッカとの相性もいいとは言えない。後ろから行って届かなかったヴィクトリアマイル、逃げて差された毎日王冠。「負けて強し」の印象は残ったけれど、今回も同じく「負けて強し」のレースを繰り返さないと、どうして言えよう。天才的な勝負勘で数々のG1レースを勝ちきってきた武豊だからこそ、勝負勘が鈍っていると思われる時は、あえて嫌ってみたい。岩田ならば全力で本命だったのだけれど…。
ダイワスカーレット。僕の天敵だ。これまで、死角らしきものを捻りだして嫌ってきたのだけれど、そのたびに跳ね返され、痛い目に遭ってきた。テン良し中良し終い良しの馬で、逃げようが二番手だろうが、自分のペースを作れる稀代の名牝。休み明けは苦にしないし、天皇賞は兄も制した舞台。一見死角はないように見える。しかし、今回は。今回だけは、やっぱり厳しい気がして仕方がない。東京2000メートルの舞台は、7ヶ月もの休み明けで克服できるような甘い舞台ではないと思うからだ。しかも初コース。兄が制した時とは状況が違う*1。これで来られたら、完全に降参だ。
そしてディープスカイ。適性を重視して、菊を捨てたのは評価できるとしても、今年の3歳馬のレベル自体がどうにも疑問。加えて枠も良くない。四位だと大外を回して来そうな気がするので、どうにも狙いにくい。
本命はタスカータソルテ。
札幌記念のレースぶりは圧巻だった。完全に勝ちパターンだったマツリダゴッホを同斤で差しきったのは、能力の証明。札幌記念勝ち馬は、このレースと相性がいいし、名手ルメール鞍上*2も魅力。菊花賞を制して血の勢いがある、ジャングルポケット産駒というのも買い材料だ。
正直勝つまでは難しいかもしれないが、3強の1角を崩せるだけの底力は持った馬だと思う。3強が揃って崩れるとは、まず考えられないので、3強相手の馬単マルチ6点と、押さえでワイド3点。
◎タスカータソルテ
○ウオッカ
▲ダイワスカーレット
△ディープスカイ
3強の中では、武豊以外に死角が考えられないウオッカが上位とみて、タスカータ&ウオッカの、3連複2頭軸馬券も、遊びで手広く流してみたい。

*1:ダイワメジャーは、前哨戦の毎日王冠を完勝。

*2:中日新聞杯で騎乗経験あり。


マラソン・ジョギングランキングへ