餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

《回顧》エリザベス女王杯

スポンサーリンク

これが、牡馬をなで斬った底力だ。
最強牝馬の名にかけて、スイープトウショウ、怒濤の差し切り勝ち。

馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 着差 コーナー順 3F
4 8 スイープトウショウ 牝4 池添謙一 56 2.12.5 10-10-10-10 33.2 2
1 1 オースミハルカ   牝5 川島信二 56 2.12.6 1/2 1-1-1-1 34.8 5
2 3 アドマイヤグルーヴ 牝5 上村洋行 56 2.13.0 21/2 6-7-9-7 33.9 4
7 14 ヤマニンシュクル  牝4 四位洋文 56 2.13.1 3/4 10-10-10-10 33.9 8
6 11 エアメサイア    牝3 武豊   54 2.13.2 クビ 14-14-16-16 33.4 1
1 2 ライラプス     牝3 松永幹夫 54 2.13.4 11/2 4-3-6-7 34.4 10
3 5 オースミコスモ   牝6 岩田康誠 56 2.13.4 クビ 4-5-6-4 34.5 17
6 12 ヤマニンアラバスタ 牝4 江田照男 56 2.13.5 1/2 17-17-17-17 33.4 3
8 18 ベストアルバム   牝5 渡辺薫彦 56 2.13.5 8-7-8-7 34.5 12
10 7 15 ウイングレット   牝4 武幸四郎 56 2.13.6 1/2 3-3-3-3 34.9 15
11 5 9 クロユリジョウ   牝3 ペリエ  54 2.13.7 クビ 14-14-15-14 34.1 9
12 4 7 マイティーカラー  牝5 内田浩一 56 2.13.8 3/4 8-7-12-10 34.5 13
13 3 6 メモリーキアヌ   牝5 角田晃一 56 2.13.8 10-10-14-14 34.2 18
14 8 16 マイネサマンサ   牝5 ルメール 56 2.13.8 ハナ 10-10-2-2 35.4 11
15 2 4 ショウナンパントル 牝3 吉田豊  54 2.13.9 クビ 2-2-3-4 35.1 14
16 7 13 サミットヴィル   牝5 サンダー 56 2.14.0 1/2 14-14-12-13 34.6 7
17 8 17 レクレドール    牝4 蛯名正義 56 2.14.5 6-5-5-4 35.7 6
18 5 10 ブライアンズレター 牝6 福永祐一 56 2.14.7 11/2 17-17-17-17 34.6 16



LAP  12.3-10.9-11.9-12.4-12.5-12.5-13.3-12.0-11.5-11.1-12.1
通過  35.1-47.5-60.0-72.5   上り  72.5-60.0-46.7-34.7   平均  1F:12.05 / 3F:36.14
単勝 8 \280
複勝 8 \150 / 1 \380 / 3 \360
枠連 1-4 \1450 (6)
馬連 01-08 \1650 (7)
ワイド 01-08 \670 (7) / 03-08 \570 (4) / 01-03 \1480 (14)
馬単 08-01 \2420 (7)
3連複 01-03-08 \4180 (13/816)
3連単 08-01-03 \17500 (42/4896)

4角では、オースミハルカにやられたと思った。
あれだけ楽に逃げさせてもらえれば、直線での余力は十分だ。
京都の直線で、あれだけ離せば、普通ならセイフティリードと言ってもいい。
途中までの展開は違えど、この4角の光景は、菊花賞のアドマイヤジャパンに
通じるイメージを、僕は思い浮かべた。
となれば、ディープインパクトでもいなければ届かないぞ、と思ったのは一瞬。
次の瞬間には、現役最強牝馬のスイープトウショウが、中団からメンバー最速の
上がり33.2を繰り出して、きっちりと捉えきった。
ディープインパクトほど突き放すことはできなかったものの、内容は完勝、圧巻だ。


僕の本命アドマイヤグルーヴも、3角では凄い手応えで、一瞬僕は夢を見た。
結局オースミハルカを捉えきれず、スイープトウショウにはあっという間に交わされた
ものの、2年連続で女王杯を制した馬の底力は示した。
少なくとも、自分をフッた武豊に意趣返しができたことは、馬も陣営も嬉しいだろう。


エアメサイアは、なぜあれだけ後方に位置していたのだろうか。
いくら秋華賞を制している馬とはいえ、スイープトウショウより決め手が劣ることは
明らかなのに、どうしてあんなに後ろから競馬をしたのか理解に苦しむ。
武豊のことだから、深謀があってのことかもしれないが、今回に限っては騎乗ミスで
あるような気がする。


今回驚いたのは、ヤマニンシュクルだ。1年1ヶ月ぶりで、上位と差のない4着。
流石は奇跡の馬トウカイテイオーの娘だと思ってしまった。
1回使えていれば、勝ち負けになっていたと思われるだけに、惜しい。


マラソン・ジョギングランキングへ