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- 幽霊の日
- 日光の日
- 独立記念日 (モルジブ)
- 独立記念日 (リベリア)
- モンカダ兵営襲撃記念日 (キューバ)
- 聖ヨアキムと聖アンナの祝日
ポツダム宣言。
日本現代史を語る場合、このポツダム宣言だけは、何をおいても
外せない、筈だ。
このポツダム宣言を日本政府が「黙殺」していなければ、あの、
広島、長崎への原爆投下はなかったかと思うと、胸が痛む。
僕は、太平洋戦争を知らない世代だし、あの当時の日本は、今の
日本とは似ても似つかぬ状態だった筈だから、簡単に考えられない
問題があったのかもしれない。
ソ連の不鮮明な態度が、実は囮で、この宣言をすぐには受け入れられ
ないようにして、最初に原爆投下ありきだったという説もある。
今回改めてポツダム宣言をじっくりと読んでみたが、そのあまりにも
一方的な内容*1には、今の僕でさえ腹立ちを覚えるほどだ。
だから、当時の宰相たちが、これを簡単に受け入れられないとしたのは、
想像に難くない。
ただ、それでも僕は思うのだ。
あの時、この宣言を素直に受け入れていたら、日本という国は、今と
違う道を歩むことができたのではないかと。
少なくとも、原爆の悲劇だけでも避けられたならば、なんと幸せだったろう。
こんなことは、平和ボケした僕が言っても感傷にしか過ぎないことは
わかっているけれど、でも。
どうしても僕は、そう感じずにはいられないのである。
*1:無条件降伏を迫る文書なのだから、当然と言えば当然なのだが