- サラダ記念日
- 公認会計士の日
- ゼロ戦の日
- ピアノの日
- 記念日の日
- 独立記念日 (マラウィ)
この味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日
巧い、巧いなぁ。
今読み直しても本当に巧いと思う。
日本に一躍短歌ブームを巻き起こした、俵万智の名句である。
僕もこの短歌集を買って、当時は結構ハマった。
もう18年も前のことになるので、手元に本はなくなってしまったが、
彼女の公式ホームページ俵万智のチョコレートBOX内にある
万智の一人百首ページでは、無料で楽しむことができるので、
久々に僕は堪能してしまった。
この一人百首はベスト投票も行われているが、そのダントツ1位となった
短歌は、僕には少し意外であった。(有名な句ではあるけれど)
「サラダ記念日」が世に出て以降、世の中には様々なパロディが溢れたが、
中でも秀逸は、筒井康隆の「カラダ記念日」だろう。
天才筒井康隆の手にかかると、恋愛の短歌集である筈の「サラダ記念日」が
ヤクザの世界に一気に置き換わってしまうのだから、見事と言うしかない。
それも、1句や2句ならともかく、全ての短歌を置き換えてしまったところが
筒井康隆の凄いところである。
「この刺青いいわ」と女(スケ)が言ったから七月六日はカラダ記念日
はもちろん良いが、僕が最も好きなパロディは、以下の短歌だ。
おれたちをヤッちゃんと呼ぶ女(スケ)がいて神戸元町花隈附近
これ、元歌はどんな歌だったかなぁ。