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- 釜蓋朔日
いやはや、今日は記念日が多いなぁ。
6月1日に23個の記念日(http://d.hatena.ne.jp/ICHIZO/20050601参照)が
あった時には驚いたが、今日はそれを超える25個(!)の記念日なのだ。
一般的には、1年の後半が始まる日と思われている*1から、節目ということで、
これだけの記念日が集中してしまったのだろう。
海開きやプール開きのように、「ほんとに今日が記念日なのかぁ?」と
言われるようなものが交じっているから、いささか疑問は残るのだけれど、
それでも、やはり、これだけの数が揃うと壮観ではある。
毎日これくらいの記念日があれば、数年はこの企画に困らないのになぁ。
(って、数年もやるつもりなのか、この企画?)
最近復権の兆しが見えてきたウォークマン。
初登場は1979年ということだから、もう既に25年がたった訳だ。
発売当初は、本当に爆発的にブームになったことを覚えている。
当時の媒体はカセットテープだったけれど、ウォークマンがあったから、
毎日音楽を外で持ち歩く快感というのを得られたことは間違いない。
新しい物、特にデジタルグッズが大好きな僕はもちろん飛びついた。
録音機能が加わった時、カセットテープぎりぎりまで薄くなった時、
ワイヤレス機能が搭載された時*2、などなど、何度買い換えたか
数え切れない。
本当に、ウォークマンなしではいられないほど、大好きだった。
CDの登場以降、CDがそのまま持ち歩けるという、CDウォークマン*3も
買ったが、いかんせんCDのサイズが大きすぎるため、携帯用としては、
本家のカセット版ウォークマンとは比べものにならなかった。
「大きすぎる!」という市場の声に応えて(?)一時期、CDシングル*4専用の
ウォークマンが発売されたのだが、これだと、どんなに多くても4曲しか
聴くことができず、入れ替えが面倒で仕方がなかった。
当然、こんなキワモノが売れる筈はなく、あっという間に消えたことを覚えている。
(流石の僕も買わなかった)
その後、僕のウォークマン熱は、MDウォークマンの登場で再燃する。
コンパクト性に加え、カセットとは比べものにならない操作性を装備した
MDは、当然、音楽を持ち歩くには絶好で、これまた何度も買い換えた。
僕は、ウォークマンが本当に好きだったのだ。
と、過去形にしたのは理由がある。
その後、僕はウォークマンを全く使わなくなってしまったからだ。
理由のひとつとしては、MDウォークマンに満足して、しばらくは買い換える
必要もないと思っていたことと、MD以降に登場したウォークマンには、全く
魅力を感じなかったからだ。
僕の中での最悪ウォークマンは、「メモリースティックウォークマン」である。
このわけのわからない機種が出てきてから、ウォークマンには全く魅力を
感じなくなってしまった。
僕は、ソニーがこだわり続ける「メモリースティック」という媒体が大嫌いで、
だから、「メモリースティック」を採用しているソニー商品は一切買わない。
ウォークマンに限らず、VAIOやプレイステーションといった人気商品に、
こういった普遍性、互換性のないメディアを採用することで、何から何まで
ソニーに消費者を縛り付けようとする思想*5が、とにかく気にいらないからだ。
さらに、市場で普及しているMP3には目もくれず、ATRAC3とかいうわけの
わからない独自の転送規格を採用しているのも気にくわなかった。
天下のソニーが、ウォークマンが採用した規格なのだから、消費者もきっと
ついてくる筈だという思想に、僕は傲慢さを感じるのだ。
こういったソニーの思想がアダになり(と僕は勝手に思っている)、かつ、ipodという
超強力なライバルの登場で、ウォークマンの人気は一気に凋落した。
その陰には、ウォークマンが掘り起こし、開拓し、育てた音楽市場を、まとめて
奪い取るほどの勢力を獲得したipodがあるのは、いうまでもないだろう。
僕も当然ipodには心底惚れて、ipod shuffle登場の時には、この日記でも何度も
何度も大絶賛したほどである。
ipod shuffleがやって来た!
http://d.hatena.ne.jp/ICHIZO/20050203
最近は、ウォークマンの人気が復活してきているようだ。
例のフラッシュメモリ型ネットワークウォークマンである。
やっとのことでMP3を採用したことと、メモリースティック非搭載の
フラッシュメモリ型ということで、僕も久しぶりに魅力ある機種が
でてきたなぁ、と思った。
ただ、僕個人としては、愛しきipod shuffleを捨ててまで買い換えるかというと、
答はNOだった。
タバコを吸わない僕にとっては、どう見てもライターにしか見えない
あのデザインには、全く魅力を感じなかったからだ。
ただ、こだわり続けた独自規格を捨て去った*6ウォークマンが、どこに
向かうのかは興味があるので、今後の展開を見守りたい。