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元号の日

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6月19日 今日は何の日〜毎日が記念日〜


ついこの間平成になったばかりだと思っていたのに、気がつけば
いつの間にか平成17年になってしまった。
平成元年に生まれた子供は、もう16歳になってしまう*1のである。
あの時、「平成」の元号を発表した小渕官房長官(当時)は、後に
首相となり、そして、今はもうこの世にいない。
あぁ。月日の経つのは本当に早いものだなぁ…(ってこういうことばかり言って
いるからオジさんなのだ)


これは調査をしたわけではないのだけれど、最近は、元号よりも西暦を
使って表示するケースが、増加してきているような気がする。
これは、西暦が2000年以降になってから、特に顕著だ。


僕なりにその理由を考えてみた。
昭和の時代、1900年代は、元号も西暦も、共に下2桁だけで表現されて
いたことが多かったと思う。
例えば、昭和60年は西暦で言うと、1985年だったのだが、この年に、
「今年って、60年だよねぇ」と言えば誰でも昭和とわかったし、
「今年って、85年だよねぇ」と言えば誰でも西暦だとわかった。
そして、同じ2桁であれば、元号の方がわかりやすかった筈だ。
(特に昭和は、60年以上続いていたので尚更)


しかし、平成を迎えると、この傾向は崩れる。
「平成元年」は、まだ「元年」と単純に呼んでも理解できたが、
その後、単に「2年」「3年」という表現ではわかりにくくなった。
「今年って、2年だよねぇ」などと言われても、それが年号を表し
ているのか、「2年間」のことを言っているのか区別がつきにくいからだ。
だから、「平成2年」「平成3年」という形で、常に「平成」の冠をつける
ことが余儀なくされてしまったのだ。


さらに。2000年を迎えてからは、西暦も2桁では呼ばれなくなる。
2000年はあくまで、「にせんねん」であって、「ゼロゼロねん」などと
いう奇怪な呼び方をする人はいない。これは自明だ。
2001年にしても、ただ「いちねん」と呼べないのは前述の通りだし、
「にせんいちねん」と全て言っても、たった7音しかない*2ので、そのまま呼ばれるのは、
ごく自然の流れだろう。


ということで、他にも理由はいくつかある*3だろうが、元号よりも西暦、という流れは
今後も顕著になっていくのではないかと、個人的には思っている。

*1:平成元年は0歳なので、17歳ではなく16歳というのがミソ。そんなに偉そうに言うことではないけど。(笑)

*2:これが「1997年」だと「せんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅうねん」で19文字になる

*3:国際化が進んできたのも大きな理由の1つだと思う


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