頭の中は、明日の皐月賞（というかディープインパクト）の
ことでいっぱいなので、今日は予想も購入金額もシンプルにとどめよう。
先週も同じようなことを言っていて、結局予想もいつも通り（長く）、
購入金額もいつも通り（多く）、結果もいつも通り（惨敗）となって
しまったので、その轍は踏まないようにしなければ。
人気はハットトリックだろう。
今年に入って重賞を連覇しており、目下４連勝。
強烈な末脚が武器で、前回の東京新聞杯では、32.9という猛烈な
上がりを繰り出している。鞍上も天下の武豊だ。
人気になるのも当然と思える。
カンパニーの充実ぶりも著しい。
京阪杯、そして前回の中山記念と、2着だったものの、その
末脚は目を引いた。鞍上は、名手アンカツだ。今年不調だとはいえ、
ここ一番では頼りになる騎手であることは間違いない。
この人気２頭が、なんと８枠に同居した。
ご存じの通り、阪神マイルでの外枠は不利だ。
どちらも追い込み馬だから、それほど大きなマイナスにはなるまいが、
いくぶん差し引いて考えなければいけないことは確かだと思う。
武豊とアンカツが同脚質の人気馬に乗った場合は、お互いが牽制
しあって、仕掛けどころが遅くなるケースがある。
隣同士の枠となり、馬群の後ろから２頭でついていくケースが
目に浮かぶ今回、そのケースに当てはまるとはいえないだろうか。
阪神の馬場状態は、開催後半で荒れており、追い込みがききにくく
なっているというのもポイントだ。
両馬の末脚が強烈なのは承知の上で、ここはあえて狙いを下げて
みたい。
本命はローエングリン。
ここ２戦の惨敗は気になるが、それはあくまでダート戦だ。
芝に戻った今回、その強力な先行力は大いに魅力である。
阪神マイルは得意であり、このレースの２年前の覇者だから、
ダートでの敗戦で少しでも人気が落ちるなら、絶好の狙い目
だと思う。
関西遠征時、タダでは帰らないことが多い横山典弘の手腕にも
期待しよう。
対抗はテレグノシス。
この馬も前走は惨敗しているが、それはあくまで香港でのことだ。
休み明けは気になるが、昨秋は、４ヶ月空いていた毎日王冠を
制しているから、問題ないと信じたい。
追い込み一辺倒の馬ではあるが、たとえ８枠２頭との追い比べに
なったとしても、体調さえ戻っていれば、Ｇ１馬の底力で交わし
きれるものと思っている。
個人的には８枠の２頭より少し前での競馬、少し前からの仕掛けを期待。
３番手にはハットトリック、４番手にはカンパニーを上げる。
概ねこの４頭の競馬かと思うが、３連単の連下としては、
ここにきての充実が著しいスターイレブンと、好走続きの割に
人気にならないアルビレオを押さえたい。
◎ローエングリン
○テレグノシス
▲ハットトリック
★カンパニー
△アルビレオ
△スターイレブン
