左回り、何するものぞ。
ダイワメジャー、底力で毎日王冠を奪取!
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | コーナー順 | 3F | 人 | |
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△ | 1 | 8 | 16 | ダイワメジャー | 牡5 | 安藤勝己 | 58 | 1.45.5 | 2-2-2 | 34.5 | 3 | |
△ | 2 | 5 | 10 | ダンスインザムード | 牝5 | 北村宏司 | 56 | 1.45.5 | クビ | 6-4-3 | 34.4 | 2 |
◎ | 3 | 7 | 13 | ローエングリン | 牡7 | 田中勝春 | 57 | 1.45.7 | 11/4 | 7-7-5 | 34.4 | 9 |
4 | 6 | 12 | マルカシェンク | 牡3 | 柴田善臣 | 55 | 1.45.7 | ハナ | 10-9-9 | 34.1 | 6 | |
○ | 5 | 2 | 4 | カンパニー | 牡5 | 福永祐一 | 58 | 1.45.7 | ハナ | 11-11-11 | 34.0 | 4 |
△ | 6 | 8 | 15 | テレグノシス | 牡7 | 大野拓弥 | 58 | 1.45.7 | ハナ | 12-11-9 | 34.1 | 8 |
7 | 5 | 9 | グレイトジャーニー | 牡5 | 蛯名正義 | 57 | 1.45.8 | クビ | 8-7-7 | 34.3 | 12 | |
8 | 3 | 5 | オースミグラスワン | 牡4 | 四位洋文 | 57 | 1.45.8 | クビ | 15-14-13 | 33.9 | 10 | |
9 | 7 | 14 | サクラメガワンダー | 牡3 | 後藤浩輝 | 55 | 1.45.9 | 1/2 | 14-14-13 | 34.0 | 13 | |
10 | 1 | 1 | サイドワインダー | 牡8 | 長谷川浩 | 57 | 1.46.0 | 1/2 | 8-9-11 | 34.3 | 16 | |
11 | 2 | 3 | メジロマントル | 牡9 | 吉田豊 | 57 | 1.46.2 | 11/4 | 1-1-1 | 35.3 | 15 | |
12 | 6 | 11 | ハットトリック | 牡5 | 岩田康誠 | 59 | 1.46.3 | 3/4 | 13-13-13 | 34.4 | 7 | |
△ | 13 | 4 | 7 | アサクサデンエン | 牡7 | 藤田伸二 | 58 | 1.46.3 | ハナ | 4-6-7 | 34.9 | 1 |
◎ | 14 | 3 | 6 | クラフトワーク | 牡6 | 横山典弘 | 57 | 1.46.4 | クビ | 16-16-16 | 34.0 | 11 |
15 | 1 | 2 | ダイワバンディット | 牡5 | 小野次郎 | 57 | 1.46.4 | ハナ | 2-3-3 | 35.3 | 14 | |
消 | 16 | 4 | 8 | ロジック | 牡3 | 武豊 | 57 | 1.46.6 | 11/4 | 4-4-5 | 35.4 | 5 |
LAP | 12.5-10.9-11.3-12.0-12.1-12.1-11.3-11.0-12.3 |
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単勝 | 16 \640 |
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複勝 | 16 \230 / 10 \200 / 13 \390 |
馬連 | 10-16 \1560 (3) |
ワイド | 10-16 \710 (3) / 13-16 \1870 (23) / 10-13 \1520 (16) |
馬単 | 16-10 \3290 (6) |
3連複 | 10-13-16 \9720 (28/560) |
3連単 | 16-10-13 \45840 (101/3360) |
今回、大外枠を懸念する声もあがっていたが、振り返ってみると、マイラーズカップも大外枠。皐月賞も7枠14番。そしてアンカツは、事前に「外枠が良い」というコメントを残していたのだ。それでいて、単勝が640円もついたというのは、むしろ過小評価だったのかもしれない。
これで、アンカツ騎乗時は2戦2勝。左回りが駄目という雑音も封印して、これで天皇賞とマイルCSの両睨みができることとなった。短距離界の手薄さを考えると、マイルCSが確実のような気もするが、天皇賞も、あの2頭が出ないなら十分チャンスはあるだけに、陣営も迷うところだろう。
惜しかったのはダンスインザムードだ。安田記念時から+22kgという馬体重をみた時は、藤沢厩舎お得意のヤラズなのかと思ったが、もしかすると、5歳にして更に成長しているのかもしれない。
最後は牡牝の差で差し返されてしまったが、海外遠征明け初戦でここまで走れれば、本番の天皇賞では、かなり期待できそうだ。ただ、「天敵」ダイワメジャーが天皇賞路線を取った場合は、少し厳しい気もする。
上位2頭が抜け出したあとの壮絶な3着争いは、最後の最後、ローエングリンが制した。切れ者が揃った差し脚比べで3着に入るのだから、これは完全に脚質転換が成功したと見て良いだろう。ただ、もう少し早い年齢で転換できていればもっと活躍できていたと思うと少し残念だ。この後は天皇賞に向かうのだろうが、勝春にはバランスオブゲームがいる。となると、ノリ騎乗で追い込んできて、お約束の2着か?などというのはできすぎだろうか。