餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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フィリーズレビュー

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桜花賞トライアル、フィリーズレビュー。
第39回とは言っても、この名前で行われるのは5回目で、それまでは
「4歳牝馬特別」という名称で実施されていた筈だ。


2001年に、年齢表記の変更(数え年から満年齢へ)が実施された
ため、それまで「4歳」とか「3歳」という名前を冠していたレース名は
一斉に使えなくなった。
だから、「朝日杯3歳ステークス」や「阪神3歳牝馬ステークス」などと
同様、このレース名も変更になったのである。


確かに、それまで「4歳牝馬特別」と呼んでいたレースが、いきなり
「3歳牝馬特別」となると混乱するだろうから、レース名の変更に
ついては仕方がないとしよう。
「4歳牝馬特別」については、オークストライアルも同名称のため、
もともと紛らわしかった。
冠称は報知杯とサンスポ賞で異なっていたが、「4歳牝馬特別」という
インパクトの大きい名称に呑まれてしまっていた気がする。


折角の華やかな牝馬クラシックトライアルレースなのに、それが
「4歳牝馬特別」では、ローカルの特別戦であるかのような
味気なさを醸しだし、それが却って印象に残ってしまうのだ。
桜花賞の場合、もうひとつのトライアルが「チューリップ賞」という
いい名前だけに尚更。


だから、名前を変更するのはいいと思うのだが、このようなわけの
わからない名前にするのはやめて欲しい。
いきなり「フィリーズレビュー」と言われても、何が何やらさっぱり
意味がわからないではないか。


調べてみたところ、英字はFillies' Revueで、Fillyは4歳未満の
牝馬、Revueは舞踊劇の意味らしいが、そんなわけのわからない
合成語を理解しろというのが無理な話だ。


と、名前の話はさておき、予想に移ろう。
いよいよ、ラインクラフトが登場する。
新馬とファンタジーSで見せた強さは圧倒的だった。
阪神ジュベナイルフィリーズこそ3着に敗れたものの、その差は
わずか(アタマ&ハナ)で、力量上位であることは示していた。


だから当然、ここに入っても主役は固いと思ったのだが、
昨日のアネモネSを見て、少し不安がよぎってきた。
阪神ジュベナイルフィリーズで、このラインクラフトに先着した
こともあり、1.3倍という圧倒的な人気を背負ったアンブロワーズが
3着に敗れたからだ。
過日のクイーンCではショウナンパントルも惨敗していることと
合わせて考えると、阪神ジュベナイルフィリーズ自体のレース
レベルが高くなかったのではないか、という思いがよぎる。


それでもそれまで2戦は強かったのだし、杞憂に過ぎないとは
思うが、絶対的な存在とも思えなくなってきた。


ということで、少しだけ評価を下げてみる。
本命はディアデラノビア。


先週の惨敗にも驚いたが、この連闘にはもっと驚いた。
新進気鋭の角居師よ、血迷ったか、と思ったくらいだ。
小さな牝馬で、使い減りしそうなだけに、連闘など冗談じゃ
ないと思ったが、逆に言えば、それだけ陣営が桜花賞への
道を捨てきれないのだと思い直した。
桜花賞への出場権を確保するためには、ここがラストチャンス
だからだ。


それでもやっぱり状態だけは心配であったが、ここは、問題ないと
言い切る角居調教師の言葉を信じよう。
前走のように馬群に包まれることがなければ、あの差し脚は
ここに入っても十分上位だ。
絶好の外枠を引いたこともあり、名手アンカツも、よもや2度目の
ポカを犯すまい。


連闘をしてしまったことで、本番では用なしになるかもしれないが、
それだけにここは勝負がかり間違いなしとみた。
ここでも人気のエアメサイアを白梅賞であっという間に差しきった
あの豪脚を信じよう。


ディアデラノビアの単。


対抗はもちろんラインクラフト。
武豊が乗るエアメサイアも、この時期に急成長するサンデーサイレンスの
良血だけに、押さえが必要だ。
概ねこの3頭の競馬かと思うが、3連複、3連単を考えた場合は
紛れもありうる。
3着候補としては、カシマフラワー、デアリングハート、ジェダイトあたりまで
押さえておきたい。


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