餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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限定復活牛丼《食事証明書》

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上述の店で。
食事の後の会計時、店員がなにやらオレンジのものを客に配っていた。
もらった人も何やら嬉しそうな顔をしている。


おそらく今日のイベントに合わせた、記念のリーフレットか何かだろうと
僕は少し期待していた。
たとえそれが、たわいもないものであろうと、限定的なグッズや情報には
とても興味を持つ性分だからだ。


はたして僕の食事後にも、おつりと一緒に、オレンジの紙が渡された。
以下の写真のようなものである。


上の写真は、メインの部分のみをスキャンしたものだが、実際は、蛇腹の
ように折り畳まれた簡易な用紙で、「牛丼を復活させない理由」や「どうして
復活が1日だけなのか」といった吉野家の主張も書き込まれている。


明日以降使えるという「みそ汁」または「玉子」の無料券をもらっても、
それと一緒に食べるのが、豚丼じゃなぁ…などと思い、ちょっと拍子抜けして
いると、横で騒いでいるグループが、何やら牛丼のカラー写真のついた
オレンジ色のカードを持って、盛り上がっていることに気がついた。


ちょっと横からのぞいてみると、確かに牛丼の写真がついたカードを持って
おり、そしてそこには「2/11に限定牛丼を召し上がられたお客様であることを
証明します」とかなんとか書いてあるではないか。


おいおいおいおい。
俺もさっき牛丼を食べ終わったが、そんなカードは貰っていないぞ!


やや怒りを覚えながら、その店から出てくる人を注意深く眺めていると、
ほぼ、みんながそれと同じ証明書をもらっているようだった。
その中には、「こういうの貰えるんだ、嬉しい。」といいながら、喜んで
広げていたカップルも含まれていたから間違いない。


僕が牛丼を食べ終わってから、もう、しばしの時間が経っていたが、そんな
ことは関係ない。僕はどうしても納得できなかったので、混雑する店内に
割って入り、忙しそうに動いている店員に訴えた。


「先ほど牛丼を食べ終わったのですが、証明書みたいなものを、いただけ
ませんでした。代わりにこんなものをもらいましたけど」


ということで蛇腹の割引券を差し出し、僕は強硬に主張した。


忙しい中申し訳ないという気持ちも少しあったが、元はと言えば、最初に
渡してくれない店員がいけないのだ。


店員は最初戸惑っていたようだったが、忙しい中、言い争っているよりは、
渡してしまった方が楽だと思ったのか、簡単に、僕の主張を受け入れ、正規の
証明書を手渡した。


ということで入手したのが、以下の証明書である。

この証明書はB5サイズの紙を折り畳んだ半分を占めており、残りの半分に
「牛丼への愛をありがとう」というコピーと「私たちは2/11という日を忘れ
ません」という吉野家からの主張が書かれた部分が記載されている。


全部で4つ折りにできる仕組みなのだが、ここにちょっとした仕掛けがあった。
牛丼の写真の部分に切り込みが入っており、4つ折りにするとポップアップ
カードになるのである。


ページを開くと飛び上がってくる、その美味しそうな牛丼を見ていると、
本当にこのイベントが今日限りであることが辛くなってきた。

とりあえず、今日もう1食食べに行った方がいいだろうか…


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