餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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《回顧》京成杯・日経新春杯

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水が浮くほどの酷い馬場。
スーパー競馬で井崎脩五郎も言っていたが、これは根性勝負になると確信した。
北海道のダートで、砂をかぶって強い競馬をしていたモエレアドミラルに
とっては、絶好の馬場かと思ったのだが…

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2005年 1月16日(日) 1回中山6日 天候: 雨 馬場状態:不良
11R 第45回京成杯
3歳・オープン・G3(別定) (混)(特指) 芝 2000m 11頭立

                                                                                    • -

着 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム

                                                                                    • -

1着 9 アドマイヤジャパン 牡 3 横山典弘 56 2.07.4
2着 11 シックスセンス   牡 3 四位洋文 56 2.07.6
3着 4 コスモオースティン 牡 3 勝浦正樹 56 2.07.8
4着 10 イブキレボルシオン 牡 3 柴田善臣 56 2.07.9
5着 3 ジョウノビクトリア 牝 3 内田博幸 54 2.07.9
6着 2 カネサマンゲツ   牡 3 江田照男 56 2.08.1
7着 7 モエレアドミラル  牡 3 ボニヤ  56 2.08.2
8着 5 ウインクルセイド  牡 3 バルジュ 56 2.08.5
9着 1 ウォーターダッシュ 牡 3 中舘英二 56 2.08.8
10着 8 ニシノアレックス  牡 3 蛯名正義 56 2.10.4
消 6 ニューヨークカフェ 牡 3 岡部幸雄 56 ------

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LAP :12.9-11.8-13.8-12.7-13.0-12.8-12.8-12.5-12.2-12.9
通過:38.5-51.2-64.2-77.0 上り:76.2-63.2-50.4-37.6
平均:1F:12.74 / 3F:38.22
単勝 9 \260 複勝 9 \130 / 11 \180 / 4 \310
枠連 7-8 \370 (1)
馬連 09-11 \660 (2)
ワイド 09-11 \280 (2) / 04-09 \710 (9) / 04-11 \1170 (15)
馬単 09-11 \930 (3)
3連複 04-09-11 \3020 (11/120)
3連単 09-11-04 \8190 (25/720)

アドマイヤジャパンの強さには恐れ入った。


僕は、「普通に考えればアドマイヤジャパンで楽勝のケースだろう。」と言いながら、
さらに「(母ビワハイジから)あのエアグルーヴをねじ伏せた底力を受け継いで
いるのであれば、たとえ道悪であっても問題ない。」としながら、なぜ本命に
推せないのか。
大好きな横山典が乗っているのだから、素直に本命にすればいいのに、なぜ
普通に考えられないのか。バカとしかいいようがない。
後方からのレース展開も読み切っていたのだが、展開で左右されるような
実力差ではなかったということだろう。


モエレアドミラルは完敗。コスモバルクのような馬はそう簡単に出てこないと
いうことで、これについても僕は言及していながら、結局は考え直して本命に
しているのだから、自分の下手さに今更ながら呆れてしまう。



◎モエレアドミラル 7着
○アドマイヤジャパン 1着
▲ウインクルセイド 8着
△シックスセンス 2着
△イブキレボルシオン 4着



続いて、日経新春杯。これは実に後味の悪いレースであった。

                                                                                        • -

2005年 1月16日(日) 1回京都6日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第52回日経新春杯
4歳以上・オープン・G2(ハンデ) (混)[指定] 芝・外 2400m 10頭立

                                                                                        • -

着 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム

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1着 4 サクラセンチュリー 牡 5 佐藤哲三 56 2.29.0
2着 7 マーブルチーフ   牡 5 池添謙一 54 2.29.0
3着 2 ストラタジェム   牡 4 福永祐一 53 2.29.1
4着 5 コイントス     牡 7 吉田稔  56 2.29.2
5着 3 エアセレソン    牡 5 藤田伸二 55 2.29.4
6着 10 タニノエタニティ  牡 7 安藤勝己 54 2.29.4
7着 9 マイソールサウンド 牡 6 本田優  58 2.29.4
8着 1 ダディーズドリーム 牡 6 高田潤  53 2.29.5
9着 6 ナリタセンチュリー 牡 6 武豊   58 2.29.5
10着 8 モノポライザー   牡 6 武幸四郎 54 2.30.7

                                                                                          • -

LAP :13.0-12.2-12.2-13.8-12.9-12.9-13.2-12.9-11.8-11.5-10.8-11.8
通過:37.4-51.2-64.1-77.0 上り:72.0-58.8-45.9-34.1
平均:1F:12.42 / 3F:37.25
単勝 4 \510 複勝 4 \170 / 7 \460 / 2 \180
枠連 4-7 \4870 (15)
馬連 04-07 \6240 (18)
ワイド 04-07 \1510 (17) / 02-04 \400 (3) / 02-07 \1210 (12)
馬単 04-07 \10980 (28)
3連複 02-04-07 \7050 (24/120)
3連単 04-07-02 \51550 (126/720)


最後の直線、ナリタセンチュリーの受けた不利は明らかで、どう見ても
サクラセンチュリーが妨害したようにしか見えない。
テレビの解説で「あれでは競馬にならない」とまで言われたのが、
尤もだと思った。だから、当然降着もありうる結末だと信じた。
しかし、結果的には着順通り確定。いったいどういう審議を行ったのか
明確にして欲しい。


これは、スーパー競馬の映像だけを見て言っているわけではない。
グリーンチャンネルで流されたパトロールフィルムの映像も見た。
しかし、ナリタセンチュリーが挟まれて、かつ、サクラセンチュリーが
ぶつかったように見える部分については、スーパー競馬での映像と同じ
ようなアングルであり、これだと妨害があったようにしか見えないのだ。
あれが問題ないというなら、問題ないことを示す、正面からのはっきりとした
映像が必要なのではないか。どうにも、不満だ。


予想としては、人気の盲点として狙ったマーブルチーフが、予想通り好走して
くれたおかげで、○▲で的中しているのだけれど、勝った馬がサクラセンチュリー
だから、どうにもすっきりしない。


それに、審議の対象にマーブルチーフが含まれていたことも大きな不満だ。
パトロールフィルムを何度も見たが、どうにも理解に苦しむ。
この馬は先行しており、ナリタセンチュリーとは全く無関係な位置にいたのである。
他馬との関連で、遠因として対象になっているということなのかもしれないが、
「直接的に」ぶつかっているサクラセンチュリーと同等に扱うこと自体、ピントが
ずれているとしか思えない。
JRAには、この件についての明確な回答と、審議結果の根拠を示す正しい
パトロールフィルムの上映を要求する。


◎ナリタセンチュリー 9着
○マーブルチーフ 2着
▲サクラセンチュリー 1着
△タニノエタニティ 6着
△マイソールサウンド 7着


《追記》
当事者の武豊が、自身の日記でコメントを発表していた。
http://take.nifty.com/diary/main.html#051161
それによると

4コーナー手前の不利が大きかったように見えるかもしれませんが、あの場面ではすでに抜けて行く脚がありません。そもそもあんな不利を食らいそうな場所にいること自体が動きが悪い証拠なんです。ファンの皆さんには、勝ったサクラセンチュリーに外から押し込められたように見えたかもしれませんがそうではなく、内の馬が徐々に外に張り出して来ていて、ボクの馬がその圧力に押されてフラフラしたのが真相です。

肝心の武豊にそう言われてしまっては、逆らいようがない。
おそらく裁決室でも同じように言ったのだろうし、ならば納得するしかないのだ
ろうが…でもやっぱりどうしても釈然としない気持ちが残るんだよなぁ。


日記には他に、そもそもナリタセンチュリーが本調子ではなかったということも
書かれていた。
こういう風に言われてしまうと、僕も、予想では追い切りの本数不足などを言及して
いながら、印を落とせなかったことを後悔してしまうのだ。うーん。


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