2019年、初めての夜明け前。
僕は、去年の元日と同様、横浜港で走り始めた。
今日は、雲がとても多かったけれど、時折、その切れ間から月の姿が見えた。
横浜マリンタワーの上空に浮かぶ、有明月。
今日は、月に寄り添うように、明けの明星(金星)もコラボレーションしていたのだけれど、厚い雲に阻まれて、なかなかうまく写真がとれなかった。残念。
山下公園から見たみなとみらい。その光を目指して走っていく。
ライトアップされた赤レンガ倉庫。
特に新年仕様というところはないのだけれど、なんだか神秘的で、素敵だった。
ここから、臨港パークまで走って戻ってくるのが、僕の横浜港ラン定番コースだ。
臨港パーク側から眺めた横浜港の情景。
この時点ではまだ、空は暗かったのだけれど、ここからぐんぐん明るくなっていく。
日本丸メモリアルパーク。
赤レンガ倉庫越しに見る朝焼け。なんだかコラボレーションしているような色あいで、素敵だ。
空がかなり明るくなってきた。夜明けが近い。僕は足を早めた。
大桟橋には、初日の出を見ようと、今年も沢山の人が集まってきていた。
朝焼けに映える、横浜ベイブリッジ。
夜明けの時刻までは、あと、約20分。僕は、桟橋で待っている間、急速に身体が冷えるのを感じていた。
僕は、ここまで走ってきたので、当然、ランニングスタイル。防寒とは無縁の装備だ。
走っている間は、それで問題ないのだけれど、じっと止まっていると、やはり寒い。
僕は、凍えながら夜明けの時刻を待った。
今日は、かなり厚い雲がかかっていたので、ちゃんと朝日が見えるかどうか、気がかりだった。
僕の周りにいた人たちからも「今年は、初日の出ダメかも」「雲、厚すぎ」とか、不安の声があがっていた。
しかし、日の出時刻である6時51分を少し過ぎたころ…。
太陽が見えた!
初日の出だ!
厚い雲に阻まれたせいで、数分のタイムラグが生じてしまったけれど、それでも、これは間違いなく、2019年の初日の出だった。
そのタイミングが微妙だったせいか、例年、日の出とともに生じる歓声はなかったが、観衆一同には、ほっとした雰囲気と、笑顔が生まれていた。
2019年、走り初めの記録。
写真を撮りながら、だらだらと走ったため、何の練習にもなっていないと思うけれど、今日は記念日ランだから、それでいい。
ガーミンから、こんなお年玉ももらったw
去年、2018年は、僕にとって決していい年と言えず、新年の挨拶も控えさせていただいている状況だ。
現在も、悩ましい事態を抱えており、厳しい日々が続く。
でも、初日の出に大きな力をもらえたので、今年は、気持ちを切り替えて生きていきたい。