餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

あれから3週間…でも、薄れない「ベルリンマラソン2017」感動の記録

スポンサーリンク

時を遡ること、3週間前。

f:id:ICHIZO:20171013063549j:plain

9月23日、ベルリンマラソン当日。

僕らは、ツアー会社から支給された、お揃いのポンチョをかぶって、ホテルの前に集合した。

ちょっと肌寒く、小雨がぱらつく朝。

晴天の下でベルリンの情景を楽しめそうにないのは、ちょっと残念だったけれど、レース環境としては悪くないし、暑すぎるよりは断然快適だと思った。

僕らの滞在ホテルからスタート会場までは、徒歩で約15分。

f:id:ICHIZO:20171013063614j:plain

その途中には、ベルリンマラソンのフィニッシュ直前にくぐる(筈の)ブランデンブルグ門があった。

弥が上にも、気分は高まる。

f:id:ICHIZO:20171013064841j:plain

スタート会場内に入場!

雨は、もうほとんど止んでいた。僕らはここで何枚かの記念写真を撮り、それぞれのブロックにむけて、別れることになった。

皆、お互いの完走を、そして、ベルリンを楽しもうと誓って。

f:id:ICHIZO:20171013063729j:plain

スタート5分前。いよいよ興奮が高まってきた。

僕は、前日まで、いや、当日の朝になっても、まだ脚の不安が残っていたけれど、ここまできたら、もう覚悟を決めるしかない。

泣いても笑っても、僕は、まもなくベルリンマラソンを走るのだ。だったら、燃え尽きるまで楽しんでやろうじゃないか。そう思った。

レースは、3段階のウェーブ(時差)スタート制をとっており、僕が割り当てられたのは、第1ウェーブ。

ウェーブ内のブロックは、最後尾のEブロックだったので、スタートラインは遙か前方。

しかし、それでも、世界に名だたる一流アスリートたちと、時差なくスタートできるのはとても嬉しかった。

f:id:ICHIZO:20171013063801j:plain

スタート7秒前。

前方のスクリーンに、トップ選手たちの姿が映し出された。画面の中央に映っているのは、このレースで栄冠を勝ち取ることになる、キプチョゲだ。

f:id:ICHIZO:20171013063827j:plain

 号砲が鳴った!

一斉に、空へ舞い上がる風船。いよいよ、ベルリンマラソン2017のスタートだ!

Eブロックゆえに、しばらくは全く視界が開けず、スタートラインを通過するまで、かなりの時間を要した。

しかし、いざ、そのラインを超えてからは、夢のような記憶しかない。

僕は、やっぱり、思ったようにスピードを上げることはできなかったけれど、そのぶん、ベルリンの街を楽しんで走ろうと決めた。

そして、それは、想像以上の楽しさだった。

f:id:ICHIZO:20171013063849j:plain

雨に霞む街並。

でも、それはそれで、とても趣きがあって素敵だったし、さらに…。

f:id:ICHIZO:20171013063914j:plain

そぼ降る雨の中、街の至る所で、音楽を演奏してくれる人たち。

f:id:ICHIZO:20171013063935j:plain

こんな情景、そして、音楽の数々に、僕はどれだけ力をもらったろう。

いやぁ、感動したーーーっ!

僕は、素晴らしい音楽に加え、数多くの声援にも助けられ、そのたびに、しばし、痛みを忘れた。

後半は、思うように脚が上がらず、かなり苦しかったのだけれど、でも、決して歩くことは考えなかった。

僕は、歩くためにベルリンに来たんじゃない。走るために来たんだ!と、思ったからである。

そして、その力をくれたのは、間違いなく、ベルリンの街、音楽、そして、応援だった。

あぁ、ベルリンマラソンを走って良かった。ここで走れて良かった。心から思った。

40km地点は、這々の体で通過。

流石に僕は、余力を殆どなくしており、残っているのは気力だけ。しかし、もう、ここまで来ればゴールしたも同然だったし…。

フィニッシュライン直前には、僕に大きな力を与えてくれるシンボルが待っていた。f:id:ICHIZO:20171013063951j:plain

ブランデンブルグ門。

あぁ、僕はついに、ここに帰ってきた!戻ってきたんだなぁと思うと、猛烈な感動がこみあげてきた。

この門をくぐれば、フィニッシュまでは、もう1kmもない。あとは、もう、ウイニングランの気分だ。

僕は、興奮を抑えきれないまま、最後の気力を振り絞って、門をくぐった。

そして。

f:id:ICHIZO:20171013064017j:plain

 ゴーーーーーーーーーール!

記録は、北海道マラソンよりもさらに遅く、4時間を大きくオーバーしてしまった。7年前の初フルに次ぐ、自己ワースト。

しかし、今回、そんなことは問題じゃない。

何よりも、ベルリンマラソンを完走した、ということが僕にとっては大きな財産。

タイムなどはどうでも良いと思えるくらい、素晴らしい感動に酔いしれながら走ることができたからだ。

いやぁ、本当に最高だったなぁ…。

 

 

 


マラソン・ジョギング ブログランキングへ