餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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最高のランと朝食が、無料で楽しめる神イベント!「Breakfast Run in Berlin」

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ベルリンマラソン2017前日。

「ブレックファストラン」イベントに向かう前、僕は、ほんの一瞬だけ迷った。やっぱり、脚の調子が思わしくなかったからだ。

昨年のシカゴマラソン時も、本番前に体調を壊し、前日のイベント(シカゴ5K)を見送っている。

今回の僕の目標は「ベルリンマラソンを完走すること」である以上、そこに支障が出るような行動は避けたかった。

しかし、リピーターの方々が挙って絶賛していたイベントだし、途中、歩いても全く問題ないということだったので、参加することに決めた。そして、参加して、本当に良かった。

それは、最高すぎるイベントだったからだ。

百聞は一見に如かず。このイベントに関しては、僕がくどくど書くよりも、写真の方が素晴らしさが伝わる。

ということで、以下は、僕の写真に加え、ベルマラのラン仲間*1が撮影された写真なども含め、写真中心にご紹介させていただこう。

スタート地点は、シャルロッテンブルク宮殿!

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この日はとてもいい天気。

僕らが着いた時には、既に沢山の人たちで賑わっていた。

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スタート会場に用意されていたBMWの風船を持ちながら、スタートの時間を待つ。

場内では、DJや陽気な音楽も流れていて、皆、とても楽しそうだった。

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仮想をしている人もたくさん。

待ち時間は1時間以上あったのだけれど、こんな情景を見ているだけでも楽しくて、あっという間に時は過ぎた。

イベント、開始!

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スタートの合図とともに、皆の持っていた風船が、一斉に空に舞い上がった。

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いやぁ、美しい。感動の情景だ。

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走り出してからも、感動は続いた。

風船を持ちながら走る人も多く、僕も片手に持って走った。これがなんとも気分がいい。

いやぁ、楽しい。なんて素敵なイベントなんだ、これは。

参加資格は何もなく、料金も無料。走りたいと思った人が、誰でも気楽に走れるイベントで、僕はひととき、ベルリン市民になったような気がした。

あっという間の6km。僕らを最後に迎えてくれたのは…。

ベルリン・オリンピアシュタディオンでフィニッシュ!

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あの、ベルリン・オリンピアシュタディオンだ。

2009年の世界陸上選手権、男子100mで、あのウサイン・ボルトが9秒58を出した場所。

1936年のベルリンオリンピックメインスタジアムでもあり、数々のワールドカップでも使用されている、凄い施設。

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そんな場所でフィニッシュできるなんて!

僕は、感動に震えながら、ゲートをくぐり抜けた。

そして。この素晴らしいイベントの感動は、これで終わりではなかったのだ。

スタジアムを出て、しばらく歩くと、いくつかのブースが出ており、沢山のランナーたちが集まっていた。

そこに用意されていたのは…。

最高のブレックファストが待っていた

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揚げパンとクロワッサン。

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バナナ。

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リンゴとチョコレートドリンク。

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ヨーグルト。

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シリアルとボトルウォーター。

…なんと、これらが全て無料で提供されていた。

どれもこれも嬉しかったが、とりわけ、ベルリーナーと呼ばれるジャム入りの揚げパンが、美味しくて美味しくて、僕は3個もおかわりしてしまったw

オリンピックスタジアムを走れるだけでも至福なのに、ラン後に、こんな朝食まで用意してもらえるなんて。

いやはや信じられない。素晴らしすぎる。ベルリンマラソン連動企画ということだと思うけれど、このイベントに出るだけでも、ベルリンに来た甲斐がある。

僕は、脚の疲れを感じていたが、この素晴らしいブレックファストで、それが一気に消えることを感じていた。

揚げパンでカーボも沢山補給したし、気分も高まった。不安は残っていたけれど、これならば、翌朝のベルリンマラソンも、何とか完走できるかもしれない。

僕に大きな元気をくれたブレックファストラン。これはまさに神イベントだ。

あぁ、本当に出走して良かった。 

*1:事前にブログ掲載の許可をお願いしたら、快諾をいただいた。感謝。


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