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ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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個人作家特集がともにすばらしい「SFマガジン」&「ミステリマガジン」

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すっかり紹介タイミングを逸してしまっていた。


SFマガジン2012年10月号:ハヤカワ・オンライン

どちらも、発売日(先月25日)に購入していたというのに、北海道マラソン前後の疲労やら蔓餃苑やらのイベントの熱狂に埋もれ、気がついたら2週間が経過w
今更感がいっぱいだけれど、今月号はいつにも増して素晴らしい特集だと思うので、紹介せずにはいられない。
形は違えど、どちらも個人作家の特集だ。

SFマガジンは、今年6月5日に逝去したブラッド・ベリの追悼特集だった。
数多の海外SF作家の中でも特に名高く、ファンの多かった作家だけに、渾身の特集となっている。表紙のインパクトには驚いたが、特集内容のインパクトもそれに負けていない。
死去直前のエッセイ、初訳短編、代表短編の再録をはじめ、オマージュショートショートや作家論、追悼エッセイ、主要邦訳作品の解題に年譜と、まさに完全保存版と言える内容になっている。
ブラッド・ベリの作品は、子供の頃にはまった時期があったのだけれど、最近はあまり読んでいなかった。この特集を参考に、いずれ読み返してみたい。
ほぼ、ブラッド・ベリ一色と言ってもいい今月のSFマガジンだけれど、ひとつ、見逃せないニュースが掲載されていた。

おぉぉ、ハヤカワSFコンテスト再開!
これは素晴らしいニュースだ。新生第1回としてのスタート扱いとはいえ、何と21年ぶりの再開だから、期待せずにはいられない。
選考委員にはちょっと言いたいこともあるのだけれど、現日本SF界の第一人者であり、他ならぬハヤカワ・SFコンテスト出身の神林長平氏が入ってるだけで嬉しい。

ミステリマガジンは、「山口雅也責任編集」特集という、非常に面白い個人作家企画。
これは、特集の全てを山口雅也氏に委ねてしまうというもので、いつもながらミステリマガジンの特集センスは素晴らしい。その内容も、流石と言えるもので、ブラッド・ベリの短編も含まれているのが良い。

何と、次号予告まで掲載されていた!
これはあくまで「幻」のものだけれど、山口雅也氏による編集ノートには、今回の特集で掲載できなかった作品についての逸話も掲載されており、いつか機会があれば、第2回として実現するかもしれない。
こういった個人作家の特別編集長企画は、今後も予定されているようだから、非常に楽しみだ。
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